面接では、圧迫面接が行われる場合があります。
応募者のストレス耐性を確認するため、厳しい言葉や威圧的な態度などで責めてきます。
さて、面接に通る人と通らない人とでは、圧迫面接の対応が正反対です。
面接に通らない人は、不快な質問に腹を立てるのが特徴です。
もちろん圧迫面接は、面接官の単なる演技なのですが、過剰に反応します。
不快な質問だから、不快になる。
威圧的な態度に、慌てたり落ち込んだり怒ったりする。
時には、泣き出すこともあります。
面接官の圧迫にペースを乱され、思うような言動ができなかったり、思ってもいない言動をしたりするのです。
しかも、それが圧迫面接であることに気づかず、単なる嫌な面接官だと受け止めます。
面接が終わってからも「面接官の態度が最悪だった」と、愚痴る。
不採用通知をもらって、また愚痴るのです。
一方、面接に通る人は逆です。
圧迫面接が来たとき、喜ぶのです。
自分のストレス耐性を見せつけるチャンスであり、ほかの応募者と差をつけるチャンス。
面接官の不快で威圧的な言動も「どうせ演技なのだろう」と思って、気にしません。
時には「無理な演技をして大変だな」と思い、面接官に同情することもあります。
複雑に思える圧迫面接ですが、対策はシンプルです。
どんな圧迫の言動をされても、とにかく前向きな対応を心がけるだけです。
動揺するどころか、にこにこ喜ぶ応募者を見て、逆に面接官が圧倒されるのです。