心の中は意外と表に出るもの。
本音は隠そうと思っても、なかなか隠しきれません。
それは、面接でも同じです。
面接に通らない人は「本当は働きたくない」と思っています。
表向きは、働きたいとしていますが、本音では働きたくないと思っています。
働きたくない気持ちは、隠そうとしても、自然と表に出るものです。
嫌々な態度。
たるんだ表情。
やる気のない発言。
「御社が第1志望」と言いながら、眉間にしわを寄せ、嫌そうな表情なのです。
こういう言動を見聞きして、面接官はこう思います。
「仕方なく面接を受けているのだな。本当は働きたくないのだろう」と。
本当は働きたくないとわかれば、面接官も採用するわけにはいきません。
ボランティアで採用するわけではないので、当然のごとく、不採用になるのです。
一方、面接に通る人は「本当に働きたい」と思っているのが特徴です。
早く社会に出て、自分を世の中に役立て、多くの人を喜ばせたいと、心から強く思っています。
自分で自分に期待している。
働きたくない気持ちが自然と表に出るように、働きたい気持ちも表に出ます。
礼儀正しい態度。
きりりとした表情。
熱意と意欲のある発言。
本当に働きたいと思っているので、雰囲気を含めたすべての言動が、熱意と意欲にあふれています。
「本気で働きたい」という雰囲気が、応募者の体からめらめら出ているのです。
そんな熱い気持ちを持った応募者に、面接官は心が熱くなります。
「ぜひ、うちで働いてほしい」と考えざるを得なくなるのです。