企業説明会の際、社員の方から説明用の資料を頂く場面があります。
ここで、よくありがちなマナー違反があります。
「折る」という行為です。
資料を受け取って、すぐ折るのが習慣になっていませんか。
もちろん悪気はありません。
小さく折りたためばコンパクトになります。
持ちやすくなり、カバンにも入れやすくなるでしょう。
無意識のうちに、手遊びで折ってしまうこともあるでしょう。
場合によっては、二つ折りや三つ折りにする人もいるかもしれません。
しかし、折るという行為は要注意。
なぜ社員の前で、案内資料を折ってはいけないのか。
それは、社員に対して失礼な行為だからです。
たとえ1枚の資料でも、相手にとっては手間暇をかけて準備した資料です。
準備した資料を目の前で折られると、軽率に扱われている印象を受けるでしょう。
その資料が、企業に関する案内資料なら、さらに悪印象です。
企業の案内資料を折る行為は、企業を踏みにじっているようなもの。
採用担当者の中には、折るという行為を見ただけで、強い不快感を抱く人もいます。
社員から頂いた資料は、どれも大切に扱いましょう。
資料をカバンに入れるときは、できればクリアファイルに入れておくと丁寧です。
資料が大きくてカバンに入れられないなら、社員が見えないところで折りましょう。
とにかく社員の前で、案内資料を折る行為は厳禁です。