「企業説明会に出席したほうがいいらしい」
「みんなが参加しているから、自分も参加したほうがよさそう」
「なんとなく」という理由で、企業説明会に出席する人がいます。
周りの人が企業説明会に出席しようとしていると、自分もそうしたほうがいいような気がするのはわかります。
気持ちが押され、流されやすい雰囲気が漂いがちです。
しかし「なんとなく」という理由で、企業説明会に出席するのは得策ではありません。
目的意識がなければ、企業説明会に出席しても、得られることは少ないでしょう。
なんとなく、込んでいるブースに向かう。
なんとなく、話を聞く。
なんとなく、メモを取る。
これでは、単なる見学で終わるでしょう。
企業説明会は、社会科見学ではありません。
すでに選考の一部であり、れっきとした就職活動です。
企業説明会に出席するなら、やはりきちんとした目的意識を持ちましょう。
どんな業種で仕事をしたいのか。
どんな質問をしたいのか。
どんな順番でブースを回りたいのか。
目的をはっきりさせれば、行動もはっきりします。
目的がはっきりすれば、吸収する意欲も高まるため、有意義な企業説明会になるでしょう。
友人と一緒に出席するのもいいですが、流されないように注意です。
あくまで、やはり自分の目的を軸にして行動することが大切です。
友人に迷惑がかかるとわかるなら、あえて別々の行動がふさわしい場合もあります。
企業説明会に出席するからには、目的意識が必須です。
自分も友人も、目的意識があるからこそ、企業説明会が有意義になるのです。