履歴書が一通り書き終われば、確認です。
確認は、ぜひ声に出して読んでみましょう。
音読です。
黙読だけで十分ではないかと思いますが、やはり音読もしたほうが、確認の効果が高まります。
音読による効果は、次の3つです。
黙読は、飛ばし読みをしやすくなるため、誤字脱字があっても見落としやすくなります。
音読は、飛ばし読みができなくなるため、一字一句を確実に確認できます。
確認のスピードは遅くなりますが、誤字脱字の精度は確実に上がるのです。
声に出したときの雰囲気は、やはり声に出さないとわかりません。
実際に声に出して読むことで「なるほど。声に出して読むと、こういう雰囲気になるのか」とわかります。
音読をすることで、声に出したときの直感的な印象が把握できるのです。
黙読では印象強いと思ったことも、声に出すと、想像していた印象と異なる場合があります。
声に出したときの直感的な印象を、微修正できるようになるのです。
面接の受け答えは、声で行われます。
声を出すなら、声を出すことに慣れておかないといけません。
何度も音読することで、履歴書の内容がしっかり頭に入ります。
同時に「声に出す」という行為も、次第に慣れてくるでしょう。
その結果、発言にも自信がつき、本番の面接では、スムーズかつ堂々と話ができるようになるのです。