面接は、お見合いに似ていると言われます。
お見合いの場面をイメージしてください。
相手に「趣味はありますか」と尋ねたとき「特にありません」という返事では、味気なく感じるでしょう。
「ああ、そうですか」と言って、会話が続きません。
「無趣味」ということは「楽しみがない」ということです。
人生に何の楽しみもない人は、人間的な魅力を感じにくいのではないでしょうか。
履歴書で趣味の欄を書くとき、無趣味であっても「特になし」と書かないことです。
無趣味と書くだけで、人間的な魅力がないと思われる可能性があるからです。
たとえ、無趣味が事実でも、何か具体的な趣味を書くことです。
就職活動の時期だけでも趣味を作り、趣味を書けるようになりましょう。
読書でも、映画鑑賞でもかまいません。
月に1冊でも読書すれば、趣味に「読書」と書けます。
月に1本でも映画を見れば、趣味に「映画鑑賞」と書けます。
大げさでいいのです。
嘘はNGですが、誇張はOKです。
月に1冊の本を読めば「趣味は読書」と主張できます。
そのくらい自分を立派に見せる工夫は、面接で必要です。
履歴書の趣味の欄は「特になし」とは書かず、強引でも、何か書くことをおすすめします。