履歴書の資格の欄は、取得している資格を記載します。
履歴書は、私文書という扱いです。
虚偽の記載をすれば、法に触れる可能性もあるため、特に学歴や資格などは、事実を正確に記載する必要があります。
経歴詐称も偽証罪も、立派な犯罪です。
場合によっては、経歴詐称や偽証罪などの問題に発展する可能性もゼロではありません。
したがって、取得している資格は記載できますが、取得していなければ、やはり記載はできないのです。
しかしです。
実は、まだ資格を取得していなくても、資格に向けて勉強中なら、うまく記載できる方法があります。
ポイントは「見込み」という表現です。
たとえば、現在、簿記2級の資格取得に向けて勉強しているとします。
まだ資格は取得していませんが、試験日が明確なら、取得できる日の見込みが立つはずです。
こうした状況なら「簿記2級の取得に向けて勉強中。6月に取得の見込み」などと記載できます。
もし取得できる自信が大きくなければ「○○資格を6月に取得の予定」という、控えめの書き方でもかまいません。
資格の勉強しているのは事実なのですから「見込み」や「予定」という表現を使えば、履歴書に記載できます。
資格の欄も、アピールの場です。
資格取得に向けて勉強している事実があれば、惜しむことなくアピールしましょう。