一定期間、家業を手伝っている人もいるでしょう。
たとえば、実家が自営業の場合です。
実家が自営業を営んでいるなら、人手不足などの都合から、家事の手伝いをすることもあるはずです。
さて、こうした状況では、履歴書への書き方が迷うところですね。
結論から言えば、家業を手伝っていた経験は、履歴書に書けます。
家業も立派な仕事の1つだからです。
「家業の手伝いは無職のようなもの」という印象を抱く人もいるかもしれませんが、誤解です。
たとえ法人格がなくても、自営業も立派な事業です。
履歴書には「○年○月 家業(○○商店)に従事」と書きます。
家業という記載で不安がある場合は、主に担当していた仕事も強調して書くといいでしょう。
備考欄などに「家業では経理を担当。仕訳帳への記入、請求書や伝票などの発行を行っていた」などと書けます。
忘れがちなのは、退社歴です。
家業もキャリアの1つですから、入職だけでなく、退職の時期もきちんと記載しましょう。
記入の仕方は「○年○月 一身上の都合により退職」などと書きます。
たとえ家業が自営業であっても、職から退きますから「退職」という表現でかまいません。
家事であっても、しっかり仕事をこなしていれば、キャリアの1つとして認められます。