執筆者:水口貴博

就職活動のメール30のマナー

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一度送信すると取り返しがつかないメールは、送信前の確認が特に重要。

一度送信すると取り返しがつかないメールは、送信前の確認が特に重要。 | 就職活動のメール30のマナー

メールは、一度送信すると取り消しができないため、確認が特に重要です。

確認が重要なのは何でも同じなのですが、特にメールの場合は、より慎重になったほうがいいでしょう。

問題は、いかに確認の精度を上げるかです。

「しっかり確認する」というだけでは、単なる精神論。

黙読で確認するのもいいのですが、人間ですから、見落としや見間違いもあるはずです。

もっと具体的に確認するための方法論が必要です。

実は、簡単に誰でもできる、精度の高い簡単な方法があります。

音読なのです。

周りに迷惑をかけないことを確認して、音読するといいでしょう。

音読は、飛ばし読みができないため、必然的に1文字ずつ確認することになります、

その結果、誤字脱字や言葉の誤りなどをしっかり確認できるようになります。

また、音読するからこそ、気づけることがあります。

たとえば、響きの悪い言葉や文章のリズムなどです。

言葉の意味はわかっても、声に出して読むと、不自然な文章に気づきやすくなります。

もし音読が周りの迷惑になるなら、声は出さず、口だけ動かす読み方でもかまいません。

1文字ずつ確認することに変わりありませんから、音読のように、高い精度で校正できます。

ビジネスで企業とやりとりをするメールは、少し神経質になるくらいがちょうどいいでしょう。

音読によって、少しでも確認の精度を上げましょう。

就職活動のメールマナー(22)
  • メール本文は、音読をして確認する。
テンプレートを使ったメールでも、送信前の確認は不可欠。

就職活動のメール30のマナー

  1. 就職活動で企業に送るメールは、ビジネスのメールと考える。
  2. 就職活動に、フリーのメールアドレスを使ってもいいのか。
  3. 個人的な趣味を表現したメールアドレスは、使用しないのが賢明。
  4. メール1通に時間をかかっても、恥じる必要はない。
  5. 企業に問い合わせる際、匿名やニックネームでもいいのか。
  6. 絵文字や顔文字を楽しむのは、プライベートの範囲を心がける。
  7. メールでも、省略は使わない。
  8. サービス名や商品名も、正式名称を使うのが丁寧。
  9. 読みやすいレイアウトで大切なのは3つ。
    改行・空行・箇条書き。
  10. メールの件名は、本当に件名として適切な一言であること。
  11. 就職活動中は、こまめにメールの確認。
  12. 就職情報サイトからのお礼のメールは、返信が必要か。
  13. 読みにくい漢字や読み間違いやすい漢字には、ふりがなをつけると丁寧。
  14. メールの本文を書いている途中で送信してしまうミスを防ぐ工夫。
  15. 依頼だけのメールは、用件はわかっても、素直に受け止められない。
  16. メールの返事が遅くて迷惑になることはあっても、早くて迷惑になることはない。
  17. 自分がどんなに忙しくても、相手を思いやる一言を加えよう。
  18. 形式張った文章では、きちんとした内容でも、気持ちが伝わりにくい。
  19. 学生が社会人に送るメールでは「重要」「緊急」などの注意書きを使用しない。
  20. メールの署名に、余分な装飾は不要。
  21. 住所のない名刺やメール署名は、通用するか。
  22. 一度送信すると取り返しがつかないメールは、送信前の確認が特に重要。
  23. テンプレートを使ったメールでも、送信前の確認は不可欠。
  24. メール送信前の確認項目。
  25. メールを送る時間は自由ではあるが、できるだけ常識の範囲を心がけたい。
  26. 名前や敬称の誤りは、相手の顔に泥を塗る行為。
  27. 内定辞退に適切な手段は、メールより電話。
  28. 友人に送るメールを、間違って企業に送ってしまったときの対処。
  29. メールを送っても返信がない場合に考えられる、3つの原因。
  30. メールの返信がないときの催促には、要注意。

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