喧嘩をした直後は、素直に謝りにくいものです。
むかむかした気持ちがあり「ごめんなさい」が言えないときもあるでしょう。
「自分は悪くない」「プライドが許さない」という気持ちは、わかります。
しかし、仲が悪いままでは、仲直りはできません。
わざと視線を外したり、無視したりすると、険悪な雰囲気がさらに悪くなります。
大丈夫です。
どうしても「ごめんなさい」が言えないときに使える、仲直りの方法があります。
ポイントは、喧嘩をした翌日の朝です。
喧嘩をした翌日の朝、笑顔で「おはよう」と、言えばいいのです。
「ごめんなさい」は言わず「おはよう」だけ言います。
単なる、朝の挨拶です。
言いづらいかもしれませんが、あまり難しく考えず、普通に接してみましょう。
挨拶のときは、普通の顔より、笑顔になるのがポイントです。
明るく笑顔で挨拶をすれば、雰囲気も明るくなります。
明るく挨拶をされれば、相手も無視しづらく「おはよう」と返事をしてくれるでしょう。
同時に「仲直りをしようとしているのだな」というニュアンスも伝わります。
そうしてだんだん、普通の雰囲気へと戻していくのです。
たとえ、相手から無視をされても、毎日根気よく、挨拶を続けましょう。
1週間でも、1カ月でも、続けます。
そのうち雰囲気が和らいできて、返事をしてくれます。
怒っている相手も、次第に気持ちに変化が現れてきます。
気づけば、いつもの関係へと戻っているのです。