困っている人を助けようとしたとき、助けようとしていた自分まで、ダメになることがあります。
いわゆる、共倒れです。
無理な助け合いをした結果、お互いにやっていけなくなるのです。
「助けるべきではなかった」と思いますが、そうではありません。
無駄ではありません。
共倒れも、考え方を変えれば、楽しいものです。
仲間がいるからです。
自分一人で倒れるのは恥ずかしいですが、一緒に失敗した仲間がいるのですから、まだいいのです。
失敗するより、失敗を見られるほうが、恥ずかしいです。
2人で一緒に失敗すれば、恥ずかしさも半減します。
共倒れした者同士で、慰め合いましょう。
仲を深めるきっかけになります。
「こんなはずじゃなかったね。じゃあ、2人で立ち直ろう」と励まし合えば、立ち直る元気が出てきます。
2人で転んだら、2人で起き上がればいいのです。
2人が協力すれば、立ち直りも早くなります。
以前より、強い友情で結ばれます。
たとえ共倒れになっても、友情が強くなるのですから、無駄ではないのです。