若者でも、老人のような人がいます。
老後ばかりを、考えている人です。
「老後はどうやって暮らそうか」
「老後が不安だ」
「できるだけ貯金をしないといけないなあ」
気持ちはわかります。
やはり、年を取ったときのことを考えるものです。
しかし、いつも老後のことばかりを考えていると、気持ちが萎えてきます。
将来の不安は、妄想です。
現実には、まだ起こっていません。
まだ起こっていないことを、今から妄想を膨らませて、不安になったり焦ったりするのも、おかしな話ですね。
いくら不安を抱いたところで、将来になってみないと、わかりません。
「老後が心配だ」と思うほど、元気が削られて、寿命が縮みます。
長生きできる人には、共通点があります。
長生きをしている人はみんな、若いうちから「人生一度きりだから、好きなことをしたい」と言って、自由奔放に生きています。
年を取っても、絵を描いたりダンスを踊ったりなど、習い事に熱心です。
見た目は老いていても、意識が青春に向いている人は、青年です。
心はまだまだ若々しいのです。
今を楽しみながら生きることで、心も体も若々しさが維持できます。
将来の不安は、将来になってから考えましょう。
今できることは、今を楽しみながら、一生懸命に生きることです。
今を楽しみながら一生懸命に生きることで、将来の不安を拭い去ることができます。
それが、いつまでも若々しさを保つ秘策なのです。