私はこれまで、叱られた経験は、山ほどあります。
子どものころは両親から毎日のように叱られ、学生時代も先生からはよく叱られていました。
社会人になって新人時代も、ほかの人よりよく叱られていた気がします。
叱りやすい性格だったのかもしれません。
今この文章でもそうですが、昔からYESかNOをはっきり話をする性格なので、叱られるときもよくありました。
とにかく叱られた経験なら、山ほど思い出せます。
バーゲンセールができるほどです。
そういう厳しい環境だったからこそ、今の水口貴博があると思っています。
にもかかわらず、叱る方法という今回の作品は、すらすら書けた作品の1つです。
なぜ、すらすら書けたのか。
笑ってやってください。
私はこれまで山ほど叱られた経験があるからです。
実は、上手な叱り方というのは「叱る立場」より「叱られる立場」のほうがはるかにわかりやすいです。
上手に叱ることができているのかどうかの判断は、叱られる立場になってみないとわからないからです。
一方、叱っている側は、叱られている側の気持ちや感じ方を確認しにくい。
私はこれまで数多く叱られた経験があるため、上手だなと感じる叱り方も経験があります。
今回は、そういう上手に叱ってくれた両親・恩師・上司などを思い出しながら書いたから、すらすら書けました。
子どものころよく叱られた人は、大人になってから役立ちます。
私は今、職場でリーダーになって部下を指導することがあります。
そんなとき、たくさん叱られた経験があるので、上手な叱り方をしやすいです。
たくさん叱られ、上手な叱り方のサンプルが頭の中にたくさん入っています。
これまで上手に叱ってきた人たちを真似しているからです。
「自分の人生はなぜこんなに叱られてばかりなのだろうか」と思っている人は、安心しましょう。
今はつらいかもしれませんが、大人になってから役立ちます。
いずれ自分が職場で部下を持つようになれば、叱ることもあるでしょう。
家庭を持って親になれば、子どもを叱るときがやってきます。
そのとき必ず役立ちます。
叱られ上手は、叱り上手になります。