執筆者:水口貴博

たるんだ心と気持ちを引き締める30の方法

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団体行動をすると、だらだらしたくてもできなくなる。

団体行動をすると、だらだらしたくてもできなくなる。 | たるんだ心と気持ちを引き締める30の方法

私は高校時代、体操部でした。

体操部を選んだ理由はさまざまありましたが、1つは「個人競技だから」という理由でした。

団体で進める競技はメンバーが多くなる分、不安定になる要素が多くあります。

1人が欠けると練習ができない状態になります。

1人がいらいらしていると、他のメンバーにもいらいらが波及することもあります。

メンバーの1人のトラブルが、チーム全体に及ぶことが当たり前です。

団体の規模が大きくなればなるほど、そういう協力しなければいけない要因が増えます。

団体で協力しないと勝利できないのは、自分には不向きだなと思っていました。

私は昔から、1人で淡々と進めるのが好きでした。

そこで、個人競技である体操競技の魅力に引かれて選びました。

自分で自分を律すれば、勝因を自分でコントロールできるというのは大きな魅力でした。

勝因をすべてが自分でコントロールできるというのは、やりがいと責任を感じました。

しかし、実際に体操部に入部してみると、思っていたことと現実は大きく異なることを実感します。

1人で練習を進めるのは、想像以上に難しいです。

誰と争うわけでもなく、誰を気にするわけでもありません。

自分の気が進んだときに、できるところまでやります。

ストレスも小さくて、安易な気持ちに浸れます。

嫌なら、練習をサボればいいだけです。

そうした状態になると、やはり人間ですからいつの間にか楽なほうへと傾いてしまいます。

「まあ、また今度でいいか」

何度そう思って、練習をサボったか数え切れません。

1人が好きだから個人競技を選んだにもかかわらず、逆に団体競技の大切さを感じるのは、まったくもって意外な出来事でした。

個人競技の中にいるからこそ、逆に団体競技の素晴らしい部分が見えました。

みんなと協力しながら進めるというのは、逆に言えば、サボりたくてもサボれなくなるという状況です。

簡単にやめるわけにも、だらだらしたくてもしにくくなります。

だからこそ、心も気持ちも引き締まり、惰性を取り払えます。

団体競技のよさはそこです。

大勢の人がいるがゆえにサボりたくてもサボれなくなり、強制的に気持ちを引き締めざるを得なくなるのです。

たるんだ心と気持ちを引き締める方法(21)
  • 団体競技で、強制的に気持ちを引き締める。
仕事の記録をつけて、成長を実感する。

たるんだ心と気持ちを引き締める30の方法

  1. 夢があるからこそ、人間は生き生きする。
  2. 夢を見つけるキーワードは「好きなこと」と「得意なこと」。
  3. 好きなことや得意なことは、一番になる必要はない。
  4. 大きな夢を小さく区切れば、手をつけやすくなる。
  5. 夢までの距離が遠いほど、おのずからペースもゆっくりになる。
  6. プレッシャーがあるから、強い精神力を身につけられる。
  7. プレッシャーというダンベルを活用すれば、精神力は鍛えられる。
  8. 精神力のトレーニングは、筋トレと同じ。
  9. 心と体の緩みは、酸っぱいもので引き締める。
  10. 冷たいものに触れると、心も気持ちも引き締まる。
  11. 朝一番に好きなことが待っていれば、早起きができるようになる。
  12. 人に腹が立ったら、世間知らずを相手にしているのだと考える。
  13. 朝に余裕がない人は、人生にも余裕がない。
  14. 悪条件こそ、知的レベルを上げるチャンスだ。
  15. 恥ずかしい経験が、あなたの心と体を引き締める。
  16. ライバルに勝ちたければ、一度ライバルのファンになる。
  17. そりの合わない人がいるから、仕事がはかどる。
  18. 水風呂で、身も心も引き締める。
  19. 環境は、お金を出してでも買え。
  20. 定期的に模擬試験を受けて、ショックを受ける。
  21. 団体行動をすると、だらだらしたくてもできなくなる。
  22. 仕事の記録をつけて、成長を実感する。
  23. 食事を取らないと、すべてにおいて不利になる。
  24. 自分の財布からお金を出して学校に通う人は、意気込みがすごい。
  25. 自己管理が苦手な人は、学校に頼ればいい。
    ただし、自分のお金を使うこと。
  26. 競争の世界に身を置くと、おのずから闘争心が湧いてくる。
  27. あなたの人生は、常に上向きである。
  28. 「もっとたくさん」と考えるのは心の病。
  29. デジタル時計よりアナログ時計のほうが、時間量を感覚的に捉えられる。
  30. 親からの支援を自分から断ち切る。

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