成長するためには、恥ずかしい経験が必要です。
若いときは、世の中のことも常識も知らないため、何もかも恥ずかしい経験の連続でした。
相手の気持ちを無視した行動をして、後から自分を恥じます。
テーブルマナーを知らなくて、赤面します。
すべてが恥ずかしいことばかりでした。
しかし、大人になるほど世の中のことがわかり、常識も身につくため、恥ずかしい経験が少なくなります。
一見すれば、生き方が上手になるように映ることでしょう。
そんな大人こそ、恥ずかしい経験が必要です。
たるみ始めた自分を引き締めるためです。
多くの経験を積み上げたために慣れてしまい、逆にだらだらする人がいます。
年を取るにつれて、マナーも常識も身につくことで、緊張感が抜けてしまいます。
そういうときにこそ、初心に返るために恥ずかしい経験をすれば変わります。
赤面するような失敗をすることで「大変なことをしてしまった。失敗した。謝ろう。次から気をつけよう」と悔やみます。
そのときに、腰が低くなり謙虚になります。
謙虚になって腰が低くなることこそ「大人になる」と言います。
そういう姿勢になるためにも、恥ずかしい経験をたくさんすることです。
恥ずかしい経験は、大人こそ必要です。
初体験が少なくなったら、自分から初体験を探しましょう。
同じ毎日の繰り返しになったら、赤信号なのです。