恥は恐れるほど、行動を妨げる大きな障害です。
恥ずかしいと思うことは、誰しも避けたいと思うものです。
かっこよく、美しく、要領よくこなしたいと思います。
しかし、恥をかかなければ、人間的な成長は得られません。
恥をかくから「今度から気をつけよう」と心の底から願うようになり、自分の行動がピシッと引き締まるようになります。
「そうは言っても、恥ずかしいことは苦手なんだよ」
そう思うのではないでしょうか。
そういうときは、早めに恥ずかしい目に遭えばいいのです。
考えてはいけません。
何も考えずに、体当たりです。
考えるから、恥ずかしい気持ちが発生して、悪い方向へ考え始めてしまいます。
恥ずかしいことを避けて通ろうとするから、いつまで経ってもびくびくしてしまうのです。
緊張する経験は、一度でもしてしまうと、消えてなくなってしまうものです。
初めて入るお店は、恥ずかしくて緊張してしまいますよね。
しかし、2回目からは、恥ずかしい気持ちも緊張もなく、入ることができるようになります。
恥ずかしいことは、さっさと早めに体験しておくのです。
体当たりです。
次からは驚くほど楽になります。
恥ずかしいことに体当たりする数をこなすほど、成長に変わります。
恥ずかしい経験は、早ければ早いほどいい。
恥ずかしい経験というフィルターを通して、人間的成長に変わるのです。