大学受験のときには、入る大学を決めてから、必要な科目がわかります。
「○○大学には、英語と国語と世界史が必要。○○大学には、英語と数学と化学が必要」
志望大学を決めると、勉強が必要な科目もわかってきます。
当然必要のない科目は勉強しません。
必要な科目だけに狙いを定めます。
まさに狙いを絞るから、結果が出せます。
均等にすべての科目を勉強したのでは、よい結果を出すことはできません。
エネルギーも時間も有限ですから、狙いを絞って集中させることが必要なのです。
自己実現も同じく、狙いを定めることが必要です。
実現させたいことを決めれば、そのために必要なことだけに的を絞ります。
絞れば絞るほど、勉強することが少なくて済みますから、うまくいく可能性も高くなります。
すべてを手に入れようとする人は、何も手に入れることができなくなります。
すべてを手に入れようとしても、エネルギーも時間も有限ですから強引になるのです。
目的が決まれば、目標を決めます。
目標が決まれば、それに必要なことがわかります。
必要なことがわかれば、それだけに狙いを定めます。
後は、一心不乱に、エネルギーと時間を注ぐことが大切なポイントなのです。
いろいろ勉強しているという言葉は響きよく聞こえるかもしれませんが、実際は何も勉強できていなかったりするのです。
これだけしか勉強していませんという人のほうが、実際は一点豪華主義になっているため、本当に詳しいのです。