大学時代は、勉強に専念できる、人生で最後のチャンスです。
人によっては、大学院や研究所に進み、勉強を続けられる人もいます。
一部に例外はあるものの、一般的に考えたとき、勉強に専念できるのは、大学が最後です。
今まで勉強中心の生活でしたが、社会人になると、仕事中心の生活になります。
もちろん社会人になっても、自分で本を買ったり、セミナーに通ったりなど勉強はできます。
しかし、学生のように、勉強に専念できる状態ではなくなります。
社会人として働く以上、仕事が最優先です。
朝から晩まで、仕事一色。
勉強するとしても、仕事の休み時間や週末など、わずかな時間に勉強する程度が精いっぱいです。
これが、定年まで続きます。
結婚をすれば、さらに余裕がなくなります。
家族運営には、お金がかかります。
お金がかかる以上、もっと仕事に専念しなければいけません。
子どもができれば、子育てに時間が取られ、さらに余裕がなくなるでしょう。
新しい出来事で生活が華やかになる一方、勉強に専念できる機会が失われます。
勉強に専念できるのは、事実上、大学が最後なのです。
大学の4年間は、1日1日が貴重です。
お金に換えられないほどの価値があります。
それくらいの可能性を秘めているということです。
アルバイトをして、社会経験を積むのも大切ですが、やりすぎはよくありません。
アルバイトは最小限に抑え、本来の学業に集中しましょう。
勉強に専念できる最後の時間を、存分に楽しみましょう。