あなたの友人には、どんな人がいますか。
ほとんどの場合、やはり同世代の友人が多いのではないでしょうか。
世代が一致していると、話も合いやすく、付き合いやすいものです。
たとえ年が離れていたとしても、2歳や3歳程度の違いでしょう。
大学内にいるかぎり、知り合える人の年齢層は、似たり寄ったりです。
しかし、社会に出ると、接する人の幅が、一気に広がります。
10歳以上も離れたと大人と一緒に仕事をするのは、珍しいことではありません。
社会に出た緊張感に加え、年上の人の接し方にどうしていいのかわからず、動揺することがあるのです。
そこでおすすめしたいのが、大学生のうちに、社会人の友人を作ることです。
学生と社会人には、考え方や経験に大きなギャップがあります。
そのギャップを、大学のうちから少しでも埋めておけば、社会に出てから楽になります。
大学生のうちに、社会人の友人を作りましょう。
アルバイトを通して、職場の先輩と仲良くなるのもいい方法です。
食事に誘って、人生の話を聞かせてもらいましょう。
大学のOBも、いいアイデアです。
「大学生なのですが、社会勉強として、仕事の話を聞かせてください」と言えば、きっと応じてくれるはずです。
どんな社会人も「可能性あふれる大学生の力になりたい」と思いますから、喜んで力になってくれます。
「大学が同じ」という共通点もあるため、話も合いやすいはずです。
先輩から話を聞くだけで、勉強です。
敬語を使いながら、社会で働く様子について、教えてもらいましょう。
社会に出てから苦労したこと、職場の話、仕事内容などです。
年が離れた先輩ほど、ついていけない話も登場しますが、社会勉強の1つです。
中には、自分に関係ない話もあるかもしれませんが、世界観を広めるために、無駄はありません。
先輩の話を聞くうちに、社会で働く様子を想像できたり、心の準備ができたりします。