なぜ人は、働くのでしょうか。
社会と人の役に立つためです。
働くことは、本来、喜びを得る行為です。
快感です。
自分の仕事が誰かの役に立ち、喜ばれることは、生きている実感を得ることにもつながります。
しかし、働く喜びは、本を読んだりテレビを見ていたりするだけでは、実感しにくいものです。
大学の中だけでは、働く喜びを知るには、限界があります。
もちろんアルバイトも1つの方法ですが、落とし穴もあります。
報酬のある仕事は、お金ばかりに注意が向き、働く喜びに気づきにくいのです。
そこでおすすめしたいのが、ボランティア活動です。
ボランティア活動とは、自分から進んで、社会事業などに無償で参加することを言います。
自分が直接現場に向かい、仕事を直接することで、人から直接感謝されやすくなるでしょう。
特に、無償というのがポイントです。
無償で働くからこそ、働く喜びや意味が感じやすくなります。
誰かの役に立って感謝される快感を知れば、社会に向かう心の準備ができ、さらに学習意欲も高くなります。
ボランティア活動に参加したい場合は「ボランティアセンター」というキーワードで調べてみましょう。
ボランティア活動を盛んにする団体は、全国に設置されています。
1人で参加するのが恥ずかしければ、友人と一緒でもかまいません。
どんな形であろうと、参加することに意味があります。
就職活動でボランティア活動の経験をアピールすれば、面接官の心証もよくなります。
少なくとも、ボランティア活動が、人生のマイナスに働くことはありません。
必ず、あなたのためになります。