中学生では、大きな変化が現れる時期です。
男性なら、声変わりをしたり、ひげが生え始めたりします。
女性なら、胸が大きくなったり、生理が始まったりします。
小学生のころの勉強は、基本が中心でした。
少し勉強すれば、すぐ理解でき、成績もすぐ上がりました。
少しくらいサボっても、一生懸命に勉強すれば、すぐ追い付くことができました。
中学時代、一番力を入れて勉強したいのは何でしょうか。
国語です。
もちろん教科の好き嫌いはあるでしょう。
「こんな勉強、将来、役立たないよ」
勉強していると、そう思うことはありませんか。
小学生のころとは違い、中学生になると、日常で使わない知識もたくさん習い始めます。
中学生のうちに、偉人の伝記を、10冊は読んでおきましょう。
10冊ということは、10人分です。
10冊読むと、自分の世界観が広がる実感があります。
中学生になると、親に口答えをしたくなる時期です。
反抗期です。
ささいな親の発言に、腹が立ちます。
中学生になると、親がうっとうしくなり始める時期です。
親からのささいな発言や行動が、しゃくに障ります。
親の存在そのものを、否定したくなる時期です。
中学時代は、反抗期です。
反抗期で反抗をするのは、親だけではありません。
先生にも、反抗を始めます。
思春期真っただ中の中学生は、あらゆることをよく感じます。
自意識が過剰になり、周りの目が気になり、人の噂も気になる年ごろです。
「なんか髪型が変だね」という一言が胸に突き刺さり、1日中、気にしてしまうのです。
中学生は、ちょっとしたことでいらいらしやすい時期です。
親からのささいな言葉で腹が立ったり、勉強が行き詰まっていらいらしたりすることがあるでしょう。
中学時代は、あらゆる感性が異常なほど敏感です。
勉強や部活をするときは、好きな人の視界に入るところに行きましょう。
恥ずかしいかもしれませんが、これでいいのです。
わざとらしいような気もしますが、これでいいのです。
小学生は、好きな人の前で、悪口を言ってしまいがちです。
「髪型が変だ」「あほだね」「頭が悪いね」などです。
相手に振り向いてもらいたいからです。
学校から帰るとき、どんな友人と帰っていますか。
おそらく、同性の友人と一緒に帰っているのではないでしょうか。
仲のいい友人と一緒に帰るほうが、楽しいですし、気も楽ですね。
小学生までは、親に言われてから行動することが大半でした。
「起きなさい」
「朝食を食べなさい」
中学生のうちに経験しておきたいのは、友人の家に泊まる経験です。
いわゆる、外泊です。
中学生になると、猛烈に経験したくなることでしょう。
友人は、多ければいいわけではありません。
たしかに友人が多いほうが、楽しそうに見えるでしょう。
人が集まるほど、賑やかです。
中学生になれば、新聞を読み始めましょう。
中学生になれば、ひととおり字の勉強は習い、新聞が読めるようになります。
まだ知らない言葉や表現もたくさんあるでしょうが、新聞を読む最低限の語学力が身についているはずです。
中学生で経験しておきたいのは、外国語の歌を歌えるようになることです。
音楽のサビだけ歌えるようになるのではありません。
曲の最初から最後までを、その国の言葉で歌えるようになるのです。
人に理解されない世界を、持っていますか。
一言で言えば「変わった趣味」です。
無名作家の読書、変わったアイテムの収集癖、変わった生活習慣などです。
中学生は、部活動に励みましょう。
勉強が大切で、部活をする時間がもったいないという人もいるでしょう。
スポーツが嫌いで、帰宅部を選ぶ人もいるでしょう。
私たちは、いつから健康に関心を持つようになったのでしょうか。
人それぞれに思えますが、実はみんな、似たようなきっかけがあります。
中学時代の肌の悩みなのです。
数年に一度、町で奇妙なお祭り騒ぎを目にします。
町の至る所に、人の顔のポスターが貼られた看板が、たくさん登場します。
幼いころは「なんだろう」という程度しか思いませんが、中学生になれば、意味がわかり始めます。
映画には、2種類あります。
母国語音声の映画と、字幕付きの映画です。
母国語音声の映画は、聞いたまま理解できるため、楽です。
中学生のころ、本屋でぶらぶらしていると、目にとまった1冊がありました。
「超能力」というテーマを扱った本でした。
大人向けの本であり、小さな字で200ページ以上もある本でした。
中学生にもなれば、自分の部屋があることでしょう。
自分の部屋は、どのくらいのペースで掃除をしていますか。
「部屋の掃除は、親任せにしているから、自分には関係ない」
まだ働いていない中学生は、親からお小遣いをもらうのが大半です。
もらったお小遣いの範囲で、欲しい物を買い、やりくりをします。
欲しい物があっても、お小遣いが足りなければ、我慢するしかありません。
旅行は、楽しいです。
思春期真っただ中の中学生は、刺激が欲しくてたまらないでしょう。
刺激を求めるには、やはり旅行です。
中学生が旅行に行くには、親を旅行に説得することが大切です。
旅行をしたいと思えば、やはり真っ先に思い浮かぶのは、テーマパークでしょう。
「ディズニーランドに行きたい」「遊園地に行きたい」と言って親を説得することが多いのではないでしょうか。
批判は、一見、かっこよく見えます。
それに気づくのは、中学生くらいからです。
人の欠点や短所などを見つけ「ダメだ。できていない」という痛烈な批判をします。
中学3年のとき、貴重な体験をしました。
全校生徒の前で、生徒代表の挨拶です。
一応、自分から立候補です。