大学の面白さの1つは、知り合える人の幅広さです。
高校まで知り合える人の幅と言えば、せいぜい地元の人でした。
遠くから転校してくる生徒もいますが、あまり多くではありません。
高校まで知り合える人の幅は、小さいものです。
ところが大学になると、知り合える人の幅が、一気に広がります。
大学には、地元だけでなく、遠く離れたところからやってくる学生が大勢います。
中には、海外からの留学生もいます。
多種多様な人と出会うチャンスに恵まれるのです。
大学ならではの面白さです。
いろいろな人がいる大学は、恵まれた環境です。
いろいろな人と接するだけで、勉強になります。
外国からの留学生と知り合うだけではありません。
自分と同じ国の人でも、違いがあります。
国内とはいえ、遠い地方からやってきた人にも、違いがあるものです。
方言があったり、食文化が異なったり、変わった育ちを経験したりなどです。
珍しい考え方を持つ人や、変わった才能の持ち主もいるでしょう。
気の合う人とだけ接するのは、よくありません。
考え方が異なっていても、ギャップを楽しむつもりで、いろいろな人と接することが大切です。
「いろいろな人がいるものだ」とわかるだけで、あなたの世界観は広がります。
それだけで、大学に通う意味があると言っても、過言ではありません。
人の好き嫌いをせず、できるだけいろいろな人と接しましょう。
人と出会うほど、あなたの世界観も広がるのです。