人生には大きく2つのステージが存在します。
「社会から恩恵を受ける時期」と「社会に還元していく時期」です。
大きな境目は、学生と社会人という立場にあります。
学生時代は、社会から恩恵を受ける時期です。
幼いころころは、たくさんの補助が受けられます。
多くの医療費が無償です。
出産助成金があります。
ワクチンや予防接種も、赤ちゃんや子どもであれば無償で受けられます。
授業料も教科書も、義務教育の範囲であれば、お金はかかりません。
社会にはさまざまなインフラがあり、知らず知らずのうちにお世話になっています。
橋や道路があるおかげで、快適に移動ができ、どこに行くにも便利です。
上水道・下水道が整備されているおかげで、飲み水やトイレに苦労することはありません。
警察や消防があるおかげで、安心で安全な暮らしが実現できています。
町にはさまざまな公共施設があって、無償、もしくは安価で利用できます。
数多くの会社もあり、それぞれが得意とする製品やサービスを提供しています。
社会から多くの恩恵を受けているおかげで、私たちは便利で快適な生活を享受できていて、これほどありがたいことはありません。
学生時代までは、社会から恩恵を受ける一方でした。
しかし、卒業後は変わります。
学校を卒業して社会人という立場になれば、今後は今まで受けた恩恵を社会に還元していく時期です。
自分ができることや得意なことを通して、社会に役立っていきます。
今まで受けた恩恵を還元していくことです。
自分一人の力は限られているかもしれませんが、微力であってもいいのです。
力の大小は関係ありません。
大切なことは「社会に還元していくこと」であり、社会のためになっていることが重要です。
ずっと恩恵を受け続けたいところですが、その考えはできれば避けておきたい。
いつまでも恩恵を受け続ける一方では、受け身の姿勢から抜け出せず、社会への還元が難しくなります。
今まで受けた恩恵を社会に還元していくことで、大人としても社会人としても、ますます成長していくことができます。
そして「かっこいい生き方」を実現できます。
恩恵を還元していくのは大変に思うかもしれません。
もちろん大変なこともありますが、そればかりではなく、楽しいことや素晴らしいこともたくさんあります。
いろいろな人の役に立つことで、自分の存在価値が感じられます。
仕事を通して社会の役に立つことで「ありがとう」と感謝されます。
社会に恩恵を還元すればするほど、たくさんの喜びや充実感が生まれるため、生きることが楽しくなります。
学校を卒業したら、今まで受けた恩恵をどんどん社会に還元していきましょう。
力の大小は関係ありません。
大切なことは「社会に還元していく姿勢」です。
微力であってもいいので、社会のためになっていることが重要です。
社会に還元していくことを「人生のミッション」とすれば、おのずと「かっこいい生き方」になります。
なにより生きることが楽しくなり、毎日充実した時間を過ごせるようになります。
受けた以上の恩恵を社会に還元できれば、あなたはいつしか「尊敬される人」になっているはずです。