別れの言葉といえば「さようなら」です。
進学や引っ越しで離ればなれになるとき、転職や退職する人を送別するとき、大切な人を亡くして葬儀を行うとき。
そんなとき「さようなら」というセリフが聞かれます。
別れの場面の定番の一言であり、別に不自然なところはありません。
しかし「さようなら」というセリフには、ちょっと寂しい響きがありませんか。
間違ってはいませんが、もう少し光のあるセリフに言い換えたい。
そこでおすすめしたいのは「また会いましょう」です。
「さようなら」は「また会いましょう」と言い換えることができます。
「さようなら」より「また会いましょう」のほうが明るい響きがあって、光や希望が感じられます。
人生に「さようなら」は必要ありません。
あなたの辞書から「さようなら」という言葉を削除してもかまいません。
再会を果たすとは限りませんが、少なくとも明るい言葉で分かれたほうが感じのいい余韻が続きます。
進学や引っ越しで離ればなれになるときがあるでしょう。
お別れの際は「さようなら」ではなく「また会いましょう」と声をかけましょう。
次に会う予定が決まっていなくてもいいのです。
いつかどこかでまた会うことがあるかもしれません。
転職や退職で職場の人とお別れするときも「さようなら」ではなく「また会いましょう」です。
職場は別々になって離れることとなりますが、何らかの形で再会を果たすこともあるでしょう。
街角でばったり会う可能性もゼロではありません。
大切な人を亡くしたときも「さようなら」ではなく「また会いましょう」です。
いつか自分も死を迎えることになれば、あの世で故人と再会を果たすことになるでしょう。
急ぐ必要はありませんが、今から再会を楽しみにしておくのもいいでしょう。
離別であれ死別であれ、すべてのお別れは「一時的なお別れ」に過ぎず「永遠の別れ」はありません。
別れの場面を少しでもポジティブに変えましょう。
「さようなら」というセリフは「また会いましょう」と言い換え、再会の可能性を作りましょう。
人生に「さようなら」は必要ないのです。