執筆者:水口貴博

一歩踏み出す勇気を出す30の方法

22

誇りを持てない仕事なら、誇りを持つ努力をしよう。どうしても誇りを持てないなら、今すぐ転職したほうがいい。

誇りを持てない仕事なら、誇りを持つ努力をしよう。どうしても誇りを持てないなら、今すぐ転職したほうがいい。 | 一歩踏み出す勇気を出す30の方法

「仕事に誇りを持てなくて困っている」

なかなか仕事に誇りが持てなくて、もやもやすることがあるでしょう。

軽微な雑用・単調な作業・末端の仕事など、なかなか誇りを持ちにくく、悩むことがあるはずです。

仕事に誇りを持てないと「お金を稼ぐ手段」としか感じなくなり、つまらなくなります。

やる気も起きず、集中力も続かず、疲れやすくなります。

「くだらない」と感じる仕事なら、誇りどころか、もはや不名誉です。

仕事の内容は楽であっても、誇りが持てないと、それだけでストレスになります。

「なぜこんな仕事をしているのだろう」と、人生に迷走してしまうでしょう。

しかし「仕事に誇りを持てない」と不満を漏らすだけでは何も改善しません。

誇りを持てない仕事なら、誇りを持つ努力をする

誇りを持てない仕事なら、誇りを持つ努力をしてください。

意味のない仕事に思えても、そう感じるだけです。

どんな仕事にも「社会的な意義」があります。

意味のない仕事に思えるなら「その仕事と社会とのつながり」に注意を向けてください。

くだらない仕事であろうと、どんなに末端の仕事であろうと、きちんと確認すると、どこかで社会とつながっています。

自分の仕事が、人や社会の発展に役立っていることがわかれば、誇りを持って仕事ができるようになります。

「自分は社会の一員として、社会を作り上げている」と思えるようになります。

仕事は、あなたを生かす場所です。

できることを尽くします。

より良い結果になるよう、常に最高を目指して励みます。

なかなか思うようにいかなくても、妥協することなく、最善を尽くして取り組みます。

より良い社会を作るお手伝いをするつもりで仕事をする。

「社会の一員」という自覚を持って、責任を果たします。

そうすれば、仕事に誇りが持てるようになり、やりがいも生きがいも生まれてきます。

頑張れば頑張るほど、社会の中で存在感も発揮できます。

仕事を通して、あなたのアイデンティティーを発揮できる

単なる雑用でも、誇りを持つことです。

雑用とはいえ、立派な仕事の1つです。

コピー取りであろうと、お茶くみであろうと、欠かせない仕事であることに変わりありません。

「社内一」を目指すつもりで取り組みましょう。

どんな雑用も、本気で取り組めば、クリエイティブの域に達します。

細部まで素晴らしくするためには、知恵とアイデアが必要になるからです。

素晴らしい仕事の結果は、もはや「芸術性」が伴うのです。

誇りを持って雑用をすれば、誰がやったのかわかるくらい差がつきます。

結果が素晴らしくなるため「この素晴らしい仕事をしたのは○○さんだろう」と言われるようになります。

仕事を通して、あなたのアイデンティティーを発揮できるのです。

どうしても仕事に誇りを持てないとき

「何をどうやっても、仕事に誇りを持てない」

もしどうしても仕事に誇りを持てないなら、今すぐ転職しましょう。

どうしても誇りを持てないなら、あなたに合っていない可能性があります。

誇りを持てない仕事を嫌々続けたところで、苦痛が続くばかり。

上司にもお客さんにも失礼です。

仕事は、人生の大半を占めるものです。

仕事が苦痛になれば、人生の大半が苦痛ということになります。

そもそも仕事の存在意義に問題があることもあるでしょう。

残念ながら世の中には、少なからず反社会的な仕事があるのも事実。

社会に役立つどころか害悪をもたらす仕事なら、誇りを持てなくて当然です。

さっさと辞表・退職願を提出して、誇りを持てる仕事に転職するのが正解です。

誇りを持ってこそ仕事は楽しくなり、人生も楽しくなる

世の中には、数多くの仕事があります。

広く見渡していくと、自分にとって誇りを持てそうな仕事があるはずです。

給料が安い仕事や、スポットライトが当たりにくい仕事でもいいのです。

「私は誇りを持って仕事をしている」と言えることが素晴らしい。

誇りとは、名誉です。

誇りを持って仕事をするから、自分の名誉も高まります。

誇りを持ってこそ仕事は楽しくなります。

そして仕事が楽しくなるから、人生も楽しくなるのです。

一歩踏み出す勇気を出す方法(22)
  • 誇りを持てない仕事なら、誇りを持つ努力をする。
  • どうしても誇りを持てないなら、誇りを持てる仕事に転職する。
もらい泣きは、我慢するものではなく、積極的にしていくもの。

一歩踏み出す勇気を出す30の方法

  1. 負け惜しみを言う側になるのではない。
    言われる側になるのだ。
  2. ゆっくり行動するから、勇気が出ない。
    スピードを出して行動すると、勇気が出る。
  3. 「ポジティブ思考」で満足しない。
    「ポジティブ行動」に取り組む。
  4. できることすらしないと、できることが減っていく。
    できることから始めると、できることが増えていく。
  5. 「命までは取られない」と思えば、勇気が出る。
  6. 「自分のため」と思うと、勇気が出ない。
    「大切な人のため」と思うと、勇気が出る。
  7. 初対面で楽しく長話ができた人は、相性がよいと考えて間違いない。
    運命の人になるかもしれない。
  8. 勇気を出したいときは「アクション映画」がうってつけ。
  9. 嬉しいことがあったときは、記念撮影。
    悲しいことがあったときも、記念撮影。
  10. 100点主義だから、動けない。
    100点主義をやめると、動ける。
  11. 勧められたことは、すぐ試さないと、意味がない。
  12. 最高の上司は、自分。
    最高の部下も、自分。
  13. 「お金持ち」を目指すのではない。
    「お金を稼ぐ人」を目指す。
  14. 冗談の面白さは、言う側ではなく、言われた側が決めるもの。
  15. 「行き止まり」と思うから、行き詰まる。
    「単なる壁」と思えば、乗り越えられる。
  16. 悪い習慣を断ち切るなら、区切りにこだわる必要はない。
    区切りと成功率は無関係。
  17. いらいらすることに取り組まなければいけないときは、強い覚悟で乗り切る。
  18. 直接拍手ができないときは、心の中で拍手をしよう。
    心の拍手は、心をきれいにする。
  19. 職場の風景をよくするコツは、達成感。
  20. つまらない仕事を任されたら喜ぼう。
    面白くする方法を考える機会に恵まれたから。
  21. 普段から笑っている人は、いざというとき強い。
  22. 誇りを持てない仕事なら、誇りを持つ努力をしよう。
    どうしても誇りを持てないなら、今すぐ転職したほうがいい。
  23. もらい泣きは、我慢するものではなく、積極的にしていくもの。
  24. 「もう1歩、もう1回、もう1日」そう思いながら延々と続けていくのが、本当の努力。
  25. 「何だろう?」と疑問を持たせる言葉が、よいキャッチコピー。
  26. 怒ることは恥ずかしいこと。
    器が小さいことを公言することになるから。
  27. 「やめたほうがいいでしょうか」と聞くくらいなら、やめたほうがいい。
  28. 調子の良しあしを、運や偶然だけに頼ってはいけない。
  29. 明日は今日よりいい1日になる。
    根拠はなくても、そう信じよう。
  30. アクションを起こすだけで満足しない。
    大切なのは、アクションを起こし続けること。

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