好きな仕事をするか、嫌いな仕事をするか。
そこが、問題です。
嫌いな仕事であっても、お金のために我慢しながら続けることもあるでしょう。
好待遇に魅力を感じて、あえて嫌いな仕事を選ぶこともあるでしょう。
もちろんそういう生き方もありです。
本人が納得しているなら、嫌いな仕事を選ぶ生き方も悪くありません。
好きなことではないが、強みや得意を発揮できることもあるでしょう。
少なくとも社会の役に立っています。
定職に就いていれば、少なくとも社会参加ができていて、社会貢献もできています。
好きではないが、とにかく我慢しながら仕事を続ければ、最低限の収入も得られます。
社会人であれば、無職でいるより、嫌いなことでもいいから何か仕事をしていたほうがましです。
嫌いな仕事であっても、事務的に淡々とこなせばいいだけ。
やる気がなくても、やる気があるふりくらいならできるでしょう。
大きなミスさえ避ければ、定年まで会社に居続けられるはずです。
嫌いな仕事で我慢する一生もあるでしょう。
しかし、好きな仕事をしても一生です。
好きな仕事を通して、人や社会の役に立つ生き方もあります。
好きな仕事なら、自然と積極的になれ、気合も集中力も発揮できるでしょう。
わざわざ気合を入れなくても、自然とやる気も出るでしょう。
なかなかうまくいかないことがあっても、好きな仕事なら、根気で乗り越えられるはずです。
嫌いな仕事も好きな仕事も「社会貢献ができる」という点は共通です。
違いがあるのは「好きな仕事か、嫌いな仕事か」という点です。
仕事は、人生の大半を決める要素です。
学校を卒業すれば、事情がないかぎり、定年まで仕事が続くことになります。
嫌いな仕事をしていると、人生の大半が嫌いなことで埋め尽くされます。
好きな仕事をすれば、人生の大半が好きなことで埋め尽くされます。
嫌いな仕事をしても一生。
好きな仕事をしても一生。
あなたはどちらの人生を選びますか。
どちらのほうが後悔しないか、よく考えてみてください。
人生は一度しかありません。
泣いても笑っても、人生は一度だけ。
どちらも同じ一生に変わりないなら、やはり好きな仕事を選ぶのが賢明です。
好きな仕事を通して、人生の大半が好きなことで埋め尽くしたほうが、幸福感も高まります。
なにより人生の後悔も減らせるでしょう。
「好きな仕事を選んでよかった」という人生を送ることです。
死ぬ間際になって「好きな仕事を選んでおけばよかった」と悔やんでも遅いのです。