好きなことをやっている人に、自殺する人はいません。
冷蔵庫にケーキがあるのに、自殺しようとは思いません。
明日、好きな人とデートがあるとき、自殺しようとは思いません。
嫌なことばかりだから、自殺しようと思います。
お金があるかどうかは、関係ありません。
どんなに貧乏でも、好きなことをやっていれば、楽しみがあります。
「お金がないよ。でも好きなことができているから、まあいいか」と思います。
死んでしまうと、もう好きなことをすることができなくなります。
苦しくても、死のうとは思わないのです。
「貧乏だけど、まあいいか」と思えるから、不思議です。
好きなことそのものが、生きる希望です。
「死んだら、もう好きなことができなくなる。死んでたまるか。絶対に生きてやるぞ」と、炎炎と生きる力が湧いてきます。
経済的に苦しいかもしれませんが、精神的には充実しています。
精神的な充実があると、人は強くなります。
そもそも人は、無一文で生まれ、無一文で死んでいきます。
お金に関する苦労は、あってないようなものです。
妄想です。
人が希望を失うのは、経済的に折れたときではなく、精神的に折れたときです。
好きなことをするのは、生きる力、そのものです。
好きに生きるほど、力がみなぎります。
嫌いなことをしてお金持ちになっている人を、羨ましいとは思いません。
「本当に好きなことばかりやって、申し訳ない」という気持ちになります。
貧乏人にもかかわらず、裕福な気分になるのです。
自分の人生を、自分のために、1秒の無駄もなく生きている感覚です。
好きなことをしているかぎり、精神的に折れることはありません。
自殺することもないのです。