隠したいと思うことがあります。
しかし、隠したいと思うことほど、ほかの人にとって大切な出来事であったりします。
「隠したい。秘密にしたい」と思うことは、誰でも1つはあります。
だからこそ、公開することで同じ境遇の人たちに衝撃を与えることができます。
ときとして、人生を変えるほどの衝撃を与え、人の生き方に影響を与えることでしょう。
私は自分の失敗はすべて公開するようにしています。
中学のときにいじめられていた経験。
高校のときにはいじめていた経験。
失恋した経験。
大学受験に失敗した経験。
自宅浪人で抱えた将来への不安。
海外留学していたにもかかわらず、英語が話せないこと。
転職を見つけるまで模索し苦しんだ日々。
自分の失敗した経験は、できるだけありのまま、公開したいと思います。
本当は、隠したいという本音があります。
しかし、思い切って公開することで、同じ境遇の人たちの助けになるなら、それでいいと思います。
そのほうが、自分の恥ずかしい失敗も生きるというものです。
恥ずかしいことをした経験があれば、私も同じ境遇の人たちの気持ちがわかります。
また、公開することで、同じ境遇の人たちの励みになるかもしれません。
お互いに同じ気持ちが共有できれば、嬉しくなりますね。
悩みを抱えているのは自分だけではないとわかったとき、すっと心が軽くなります。
「もっと一生懸命に生きてみよう」
そう、思っていただきたい。
そう思っていただくためにも、できるだけ恥ずかしい内容は、どんどん公開したほうがいい。
一生懸命に生きることが、自他ともに、どれだけ素晴らしいことであるかを伝えて、一生懸命に生きたいと思います。
あなたが隠したいと思っている内容は、必ず、同じ境遇の人の助けになります。
一度、自分の恥ずかしい経験を公開してみると、誰かの心の支えになることがわかります。
公開することで、心が軽くなるばかりか、嬉しくなります。
自分の恥ずかしい経験を、少しずつ公開していきませんか。
心が軽くなるばかりか、他人の役に立つ喜びで嬉しくなります。
一度しかない人生を懸命に生きるためにも、自分の素質・素材を十二分に活用していただきたいのです。