あなたは、遅刻をされた経験がありますか。
おそらく遅刻をされたことがない人は、1人もいないでしょう。
誰でも一度は、遅刻をされた経験があるはずです。
「たっぷり余裕を持ってきたのに、相手は大幅な遅刻。謝ってくれない。それどころか言い訳ばかりされてしまった」
そんな経験があると、誰でもむっとするでしょう。
わずかな遅刻なら平気であっても、30分や1時間も遅刻されると、やはり不快な気持ちも強くなります。
遅刻されると、自分を軽視されたように感じ、不快感を覚えるのではないでしょうか。
「遅刻をするなんて失礼だな」
「こんなに待たされた。いらいらするな」
「なんてひどい人なのだろう。時間を厳守してほしい」
遅刻をされた腹が立ったときが大切です。
その怒りを、相手に自分の遅刻癖に役立ててください。
「自分が不快を感じる」ということは「自分が遅刻したら、それくらい相手を不快にさせてしまう」ということです。
遅刻をされて嬉しい人は、1人もいません。
遅刻とは、相手の時間を奪う行為。
相手を不快にさせてしまいます。
当然のことですが「遅刻をされたから自分も遅刻で仕返しをする」といったことはないように注意してください。
遅刻されたからといって、自分も遅刻で仕返すと、ますます遅刻癖がエスカレートして悪循環になります。
あくまで悪い見本なので、真似をしても悪影響しかありません。
では、どうするか。
他人の遅刻で不快になったら、自分の遅刻癖を直すモチベーションに変えましょう。
つまり「遅刻した人を反面教師にする」ということです。
遅刻した人を恨むのではなく、反面教師にしましょう。
悪い見本として反省や戒めの材料とすれば、遅刻された経験も役立ちます。
「遅刻をされると、これほど不快な気持ちになるのか。本当に迷惑。自分はこうならないように注意しよう」
そういう考え方ができれば、遅刻癖を直すモチベーションが高くなるでしょう。
遅刻をされたことは残念ですが、反面教師としては役立ちます。
遅刻をされて不快や不満を感じたら、その感情を、自分の遅刻癖の改善に生かしてください。
「自分はこうなりたくない」という考え方ができれば、モチベーションに変えましょう。
遅刻されたことに腹を立てることで、自分の遅刻癖を直すきっかけにしましょう。
遅刻した人を反面教師にすれば、遅刻をされた経験も無駄にならないのです。