時間どおりに到着するには、まず移動時間を考えます。
知っている場所なら、大まかな移動時間を予想できるでしょう。
知らない場所だとしても、時刻表や路線検索を使えば、移動時間を確認できます。
移動に30分かかるとわかれば、約束時間から移動時間分を逆算して出発すればいいと思います。
余裕を持って出発すれば十分間に合うはずですが、ここで遅刻癖のある人によくある盲点があります。
遅刻癖のある人は「移動時間」は考える一方「準備時間」を考えていないことが多い。
出発前には準備が必要です。
資料を整理したり、荷物をまとめたり、身だしなみを整えたりするでしょう。
女性ならメイクの時間があるでしょう。
出かける前の準備時間を考慮していないと、出発前にばたばた慌てることになります。
「すぐ準備できる」と思っても、いざ準備を始めると、意外と手間暇がかかることもあるでしょう。
そして、遅刻してしまうのです。
余裕を持って到着するためには、移動時間だけでなく、準備時間も考慮しておく必要があります。
準備に必要な時間は、状況によって変わります。
ほとんど時間がかからないこともあれば、時間がかかることもあるでしょう。
実際のところ、移動時間より準備時間のほうが厄介です。
移動時間は、時刻表や路線検索を使えば、正確な時間を確認できますが、準備時間はそういきません。
勘と経験を頼りに、予想するしかありません。
準備にかかる時間は、実際にやってみないとわからないところがあります。
準備時間は、大まかな予想しかできないため、十分余裕を持って見積もっておく必要があります。
たとえば、移動に30分、準備に30分かかるなら、余裕を持って1時間半前から動き始めたほうがいいでしょう。
少し早すぎるように感じたとしても、実際はちょうどよいことがあります。
あなたの行動には、移動時間だけでなく、準備時間も考慮されているでしょうか。
頭の中に「移動時間+準備時間」という計算式を入れておきましょう。
移動時間と準備時間の両方を考慮してこそ、時間厳守を実現できます。