執筆者:水口貴博

遅刻癖を直す30の方法

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「スムーズに移動できる」と考えるのではない。「何かあるかもしれない」と考える。

「スムーズに移動できる」と考えるのではない。「何かあるかもしれない」と考える。 | 遅刻癖を直す30の方法

「道に迷うことはないだろう」

「トラブルに遭うことはめったにない」

「目的地までスムーズに移動できるだろう」

楽観的に考えていませんか。

遅刻癖のある人は、目的地までの移動を楽観的に考えているところがあります。

家を出て、遅れることも迷うこともなく、スムーズに到着できるだろうと考えている。

もちろん行き慣れた道や通い慣れたルートなら、迷うことはないでしょう。

バスや電車は、タイムスケジュールどおりに運行します。

よほどの悪天候でないかぎり、電車もバスも運転するでしょう。

赤信号が連続したとしても、遅延の程度は知れているでしょう。

あまり縁起の悪いことは考えたくありません。

ポジティブに考えるためにも「スムーズに移動できる」と考えたくなる気持ちもわかります。

また、そう願いたい気持ちもあるのかもしれません。

しかし、実際はわかりません。

公共交通機関で遅延があるかもしれない。

交通渋滞に巻き込まれるかもしれない。

通勤・通学の距離が短くても、リスクがゼロということはありません。

途中で体調が悪くなり、お手洗いの時間が長くなるかもしれない。

渋滞の影響を受けにくい徒歩や自転車であっても、何らかのトラブルに見舞われる可能性があるでしょう。

「絶対大丈夫」ということはありません。

「絶対大丈夫」と思うから、遅刻癖になります。

「スムーズに移動できる」という前提で考えると、リスク管理が甘くなります。

自然と出発がぎりぎりになり、遅刻することも増えてしまうのです。

考え方を変えましょう。

「スムーズに移動できる」と考えるのではありません。

「何かあるかもしれない」と考えるのです。

何らかのトラブルがある可能性を考慮しておくことが大切です。

前もってリスクを考慮しておけば、自然と行動が慎重になります。

「途中で何かあるかもしれない」と考えておけば「念のため早めに家を出たほうが安心」と考えるようになります。

雨や雪が降っているときは「普段より早めに家を出よう」と考えるようになるでしょう。

途中でトラブルがあっても、よほどのことがないかぎり、遅刻を防げるはずです。

いざトラブルが起こったとき、慌てずに済みます。

これがリスク管理です。

楽観的に考えるのはポジティブでよいことですが、リスク管理を無視するのはよくありません。

遅刻癖を直すなら「スムーズに移動できる」ではなく「何かあるかもしれない」と考えて行動するのが正解です。

遅刻癖を直す方法(12)
  • 「スムーズに移動できる」ではなく「何かあるかもしれない」と考えて行動する。
腕時計を身につけることで、あなたは時間の主人になれる。

遅刻癖を直す30の方法

  1. 時間厳守は、社会の基本。
    遅刻とは、あなたの信用を失う行為。
  2. 遅刻癖は、性格の問題ではなく、癖の問題。
  3. 余裕を好きになることが、遅刻癖を直す第一歩。
  4. 真剣に遅刻の悪影響を考えることは、遅刻癖の改善につながる。
  5. 遅刻癖のある人は、感謝の気持ちが足りない。
  6. 遅刻癖の本当の原因は、重要と思っていないことにある。
  7. 遅刻をして、恥じない人がいる。
    遅刻をして、反省する人がいる。
  8. 「ぎりぎりに到着するのがよい」と考えるのではない。
    「余裕を持って到着するのがよい」と考えよう。
  9. 初めて行く場所は「30分前の到着」を基本とする。
  10. 悪天候のときは、普段より早めに出発するルールを作っておく。
  11. 遅刻癖を直すポイントは、起床時間ではなく、就寝時間。
  12. 「スムーズに移動できる」と考えるのではない。
    「何かあるかもしれない」と考える。
  13. 腕時計を身につけることで、あなたは時間の主人になれる。
  14. 時計の数を増やして、時間を意識する機会を増やそう。
  15. 早めの時間を思い込めば、早めの行動を促せる。
  16. 時計を早めておけば、自然と早めの行動を促せる。
  17. スヌーズ機能は、遅刻癖のある人にとって必須の機能。
  18. 遅刻のペナルティーを作って、時間を守る意識を高めよう。
  19. 「1人待ち合わせ」で、遅刻癖を直す練習をしよう。
  20. 遅刻した人を反面教師にすれば、遅刻をされた経験も無駄にならない。
  21. 移動時間だけでは不十分。
    出かけるまでの準備時間も考慮しておこう。
  22. 当日に準備をするのではない。
    前日までに準備を済ませよう。
  23. 時間を守れた記録をつけると、遅刻癖が直る。
  24. 暇つぶし用のアイテムを準備しておけば、早く着いても安心。
  25. 遅刻癖の原因は、自分の中にあるとは限らない。
    自分の外にあるかもしれない。
  26. 無理なスケジュールは、遅刻のもと。
  27. 「遅刻癖が自然に直った」という言葉をうのみにしない。
  28. いっそのこと職場の近くに引っ越してみる。
  29. 遅刻癖に異常が見られるなら、ADHDの可能性を疑ってみる。
  30. 「いつか遅刻癖を直そう」と考えるのではない。
    「今から遅刻癖を直そう」と考える。

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