待ち合わせ場所に行くとき、2パターンあります。
待ち合わせ場所に向かうとき、それぞれに応じて行動パターンを変えたほうがいいでしょう。
まず行ったことがある場所なら安心感があるでしょう。
すでに交通ルートがわかっているので、比較的スムーズに行けるはずです。
「この道を通ればいい」「ここを曲がればいい」と素早く判断できます。
少し戸惑うことはあるかもしれませんが、大きく外れることはないでしょう。
記憶が断片的であっても「見れば思い出す」という状況があるはずです。
問題なのは、初めて行く場所です。
初めて行く場所は、初めて通る道が多いため、移動スピードが遅くなりがちです。
きょろきょろしながら歩いたり、道や曲がり角を1つずつ確認したりなど、もたもたすることが多くなるでしょう。
地図があって交通ルートがわかっていたとしても、そこを通るのは初めてなので安心できません。
「うっかり行きすぎてしまう」「うっかり目印を見落としてしまう」といったこともあるはずです。
複雑な道なら、途中で迷子になる可能性もあるでしょう。
いったん迷子になると、あたふたしてしまい、ますます遅れがちになります。
そのため、初めて行く場所は「30分前の到着」を基本としてください。
早すぎるように感じるかもしれませんが、初めて行く場所なら、このくらい慎重になっておくほうがいいでしょう。
十分な余裕を持って出発すれば、時間のロスが少々あっても間に合います。
たとえ行ったことがある場所でも、ほとんど記憶がないなら、初めて行く場所と同じく30分前の到着を心がけましょう。
方向音痴のため、30分前では安心ができないなら、40分前や50分前の到着を心がけるのも悪くありません。
「初めて行く場所」「方向音痴」のほかに「夜間」や「悪天候」という条件が加わるなら、1時間前の到着も検討してください。
このルールは、ビジネスだけでなく、プライベートでも同じです。
「ビジネスだから慎重になる」「プライベートだから適当でいい」ということはありません。
時間を守ることは信用に関わる行為です。
早めの到着は、ビジネス・プライベートにかかわらず、常に意識しておきましょう。