執筆者:水口貴博

人生の転機を迎えたときの30の言葉

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挫折をしたのではない。方向転換をしたのだ。

挫折をしたのではない。方向転換をしたのだ。 | 人生の転機を迎えたときの30の言葉

新しい仕事に取り組んだものの、途中でつまずくことがあります。

時間不足、資金不足、能力不足。

時期尚早、過大評価、反対意見。

想定外のトラブルが発生して、計画が狂うこともあるでしょう。

急な用件が発生して振り回され、仕事に集中できないこともあるでしょう。

仕事に取りかかってから「そもそも必要ない仕事だった」と気づくこともあるでしょう。

熱意を持って始めたものの、厳しい現実に直面した結果、自分の限界を悟り、途中で諦めることがあります。

そのとき、私たちはこう思います。

「挫折した」と。

たしかに成果を出す前に諦めたわけですから「挫折」という厳しい言い方をすることもあるでしょう。

途中で諦めると、いたらなかった自分が恥ずかしく思います。

大きな挫折経験があると、負の記憶になるように思えます。

挫折経験は「大きな後悔」「恥ずかしい過去」「人生の汚点」として受け止める人も多いでしょう。

嫌な思い出として封印したくなるかもしれません。

しかし、「挫折」という言い方はセンスがありません。

自分を暗くさせるだけで、重大な罪を犯したような響きがあります。

ここで気づいてほしいことがあります。

そもそも挫折というのは誤解です。

挑戦したものの、途中で限界や不都合を感じて、手詰まりになるのはよくあること。

無理や不可能がわかれば、勇敢な挑戦とはいえ、計画を見直すのは当然のこと。

別に罪を犯したわけでもなければ、大失敗を犯したわけではないのですから、堂々とすることができます。

考え方によっては「成功した」とも言えます。

「自分に合っていなかった」「進むべき道ではない」ということがわかったのですから、一歩前進です。

こういうときこそ、考え方をポジティブに変えてください。

挫折をしたのではありません。

方向転換をしたのです。

「自分に向いていない。進むべき道ではない」と判明して、別の方向を模索し始めました。

人生には、三日坊主もあります。

取り組んだものの、途中で限界や不都合を感じて、方向転換が必要になるのはよくあること。

人生には、やってみないとわからないことがあります。

くじけた自分を恥ずかしく思う必要はありません。

もちろん自分を責める必要もありません。

むしろいつまでもこだわらなくてよかったとも言えます。

限界にもかかわらず、見栄やプライドで固執しているほうが危険です。

早めに方向転換をしたなら、時間や資金の無駄を最小限に抑えることができたと言えます。

思いきり挫折をしたなら「潔く方向転換をした」と考えましょう。

より良い道を選べるようになったのです。

「挫折をした」という言い方は、人生に必要ありません。

今すぐあなたの辞書から「挫折」という言葉を削除しましょう。

挫折はすべて「方向転換」と言い換えるのが正解です。

人生の転機を迎えたときの言葉(22)
  • 「挫折」は「方向転換」という考え方をする。
はやっているからといって安易に手を出さない。
周りが流行で盛り上がっていても、自分の得意なことに集中する。

人生の転機を迎えたときの30の言葉

  1. 人生の転機は、最高にエキサイティングな時間。
  2. 意思決定に失敗しないコツは、納得するまで調べ尽くすこと。
  3. いい波が来たら、しっかり乗る。
    人生のゴールデンタイムは、最大限に生かす。
  4. 「面倒くさいからやりたくない」と思うことは好きではない。
    「面倒くさいけどやりたい」と思うことが好きなこと。
  5. お金がないとできないと思っていることは、お金がなくてもできる。
  6. 持ち前の個性を生かすことで、才能が発揮する。
  7. 人生の転機に慌てるのは、日頃から変化に慣れていないから。
  8. 「一人前には3年かかる」という話にとらわれてはいけない。
  9. 敵がいることに嘆くのではない。
    味方・仲間がいることを喜ぼう。
  10. 親友は1人いれば十分。
    1人の親友は、100人の友人以上の価値がある。
  11. 大人になったらやってみたかったことを思い出そう。
    大人になった今なら楽しめる。
  12. どんな副業であろうと、本業がおろそかになってはいけない。
  13. できない理由を見つけるのが上手な人は、大化けする可能性を秘めている。
  14. こつこつ続けていることが、自信になる。
  15. 「都会は家賃が高い」という声をうのみにしてはいけない。
    どんな都会にも、必ず安い物件がある。
  16. あなたの今週の目標。
    「買ったまま読んでいない本を読む」。
  17. 生まれた環境を嘆いても仕方ない。
    大切なのは、生まれた後をどう生きるか。
  18. 何者かになりたいなら、1つの道を究めないといけない。
  19. 「今から始めて遅いですか」と聞いてしまうことは、本当に好きなことではない。
  20. 2番目にやりたいことをやっても、幸せにはなれない。
  21. 先のことまで考えて満足してはいけない。
    先の先のことまで考えるのだ。
  22. 挫折をしたのではない。
    方向転換をしたのだ。
  23. はやっているからといって安易に手を出さない。
    周りが流行で盛り上がっていても、自分の得意なことに集中する。
  24. 表に出てこない成功者は大勢いる。
  25. 難しいイメージは思い込みかもしれない。
    趣味は、ささいなきっかけで始まる。
  26. 自分で自分を、変えることはできない。
  27. 人生は長いようで短いもの。
    あっという間の連続だ。
  28. 「悔いのない人生を生きているか」という自問は、一度だけで満足してはいけない。
  29. 外見を磨くより言葉遣いを磨く。
    さあ、言葉美人を目指そう。
  30. 下り坂にいるときでも、気持ちだけは上向きでいる。

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