私たち万物の本当の姿が愛だとわかったとき、もう1つのことに気づきます。
万物は愛でできているのですから、私たちの目的も、共通のはずです。
愛の目的とは「1つになること」です。
現世では、物質的であるゆえに、元は1つでも、見た目が別々になっています。
困難を乗り越えるために勉強するように、私たちも1つであることに気づき、体感するために現世の荒波があります。
それに早く気づく人もいれば、死ぬまで気づかずにこの世を去る人もいます。
万物には「1つになる」という共通した、真の仕事があります。
生きる目的であり、天命です。
弁護士を目指す人、医者を目指す人、アナウンサーを目指す人、作家を目指す人……。
それぞれは、生まれや生き方、環境の違いこそあります。
しかし、自分の個性や資質を最大限に生かしきって、世の中の平和と幸せに貢献するという点には変わりありません。
仕事のアプローチの仕方こそ違いはあれ「1つになること」を最終目的としています。
その一点を、世界中の万物が目指しています。
私たち万物は、愛からできているからこそ、そうした共通した目的を目指そうとします。
物質的な世界では、見た目・形・色・大きさなど、さまざまな違いが生じています。
そのギャップを少しでも埋めて、世界の人たちが仲良くなろうとする働きこそ、本当の仕事です。
仕事とは「神に仕える事」と書きます。
神様が私たちに愛を与えたのですから、神に仕える仕事こそ、本当の仕事です。
私には、人生について考える素質とコンピューターに強い素質があります。
自分に備わっている素質を最大限に生かしきって、世界に平和と幸せを広めたいと思っています。
それがゆくゆくは「世界を1つにする」という万物共通の目的につながります。
あなたも、自分に備わっている素質、資質があるはずです。
長所や短所など、すべてを最大限に生かして自分が輝き、同時に他人を明るく照らすような生き方をするのです。
それこそ、最高に幸せな人生です。
悔いなく生きられる素晴らしい生き方なのです。