「私の人生は、これでいいのだろうか」
こう考える人は、そもそも人生も目的も明確にしていない人です。
ただ敷かれたレールの上だけを歩んできた人は、自分の人生は何のためなのかと振り返ったことがないため、あるとき、迷います。
目的がない人はゴールがないので、どこに向かって進めばいいのかわかりません。
「とりあえず、敷かれたレールの上を進んでいこう」
そのくらいにしか思っていません。
親や先生に「こうしろ」と敷かれたレールに従って進んできただけなので、その道の意義について、考えたことがないのです。
あるとき気づきます。
「このレールの先には何があるのだろうか」と。
目的もなく、敷かれたレールの上を進んでも、終着駅はありません。
目的を定めずして始める冒険には終わりがないように、目的もなく進んでいる人生にも終わりがありません。
ゆえに、迷います。
自分は、どうしていいのかわからなくなるのです。
見つめるべきは、遠い未来ではありません。
自分の心の内面です。
今の自分の素質・資質に気づき、自分を最大限に生かせる生き方をするのです。
自分を生かして世界の平和と幸せに貢献するところを目的とすれば、ゴールが定まります。
もう迷うことはありません。
そのために、自分の短い一生を懸命に燃やします。
天命とは、自分を生かしきることです。
神様から、与えられたことを最大限に生かしきって、この世の「一体化」に貢献することが、私たちの本当の役目です。
目的がある人は、ゴールが定まっていますから迷いません。
自分の素質・資質に気づき、最大限に自分を生かしきる生き方をしている人には、迷いがありません。
目的に向かって一直線です。
壁があっても、乗り越えられます。
それが、自分の人生で必要なことだとわかれば、やる気が出るはずです。