世界的なものに手を出すと、いいことがあります。
国内だけで展開しているものより、世界規模で展開しているものには、数多くのノウハウが蓄積されています。
もちろん国内だけで展開されていることを否定しているのではありません。
しかし、ノウハウの蓄積や実績例の豊富さの点から見ると、世界規模で展開している商品や、サービスが優れているものが多いです。
世界中からのノウハウの収集と蓄積には、かないません。
なにより「世界展開ができている」という実績が、優れている証拠になります。
世界的な英語試験で有名な「TOEIC」は、よくできた試験です。
世界中で行われている英語試験だけのことはあり、良問ばかりです。
癖、偏りが、一切ありません。
世界の多くの人たちにとって、公平に受けられるように、問題も整っています。
また級による階級分けがありません。
独自のスコアで結果も独特です。
10点から990点まで、5点区切りの細かいスコアで、結果がわかります。
驚くべきことに、英語の実力が変わらないかぎり、スコアも大きく変動することはありません。
ペーパーだけの試験で、その人の英語力がスコア表示できるのは、衝撃的です。
テスト結果の正確さも、やはり世界一です。
世界的に展開している自動車会社「トヨタ(TOYOTA)」も、壊れにくいことで有名です。
私がアメリカに留学したとき、トヨタの車ばかりが走っていたので、さすがに驚きました。
もともと、日本国内の自動車でしたが、今では世界規模で販売されています。
世界中から、改良、改善、クレームを収集し、その結果を反映させることで、壊れにくい車、操作しやすい車が実現されています。
世界的なファストフード店「マクドナルド(McDonald)」も、行き届いているファストフード店です。
ファストフード店ではありますが「安くてもサービスは高い」と感じます。
世界で展開しているので大量発注します。
大量発注すれば、高品質の食材でさえ、安く購入できます。
ゆえに、消費者に対しては、低価格、高品質でフードを提供できるのです。
そのうえ、世界展開しているので、世界中から失敗例と改善案が集まります。
改善をマニュアルに反映させるので、よくできたサービスになっています。
安さ、速さ、価格、サービスなど総合すれば、文句なしの世界一です。
これが世界展開している強みです。
迷ったときには、どちらが広範囲で活動をしているか確認してみましょう。
活動範囲、商品、サービス、試験、お店など、広ければ広いほど、間違いはありません。
特に世界展開しているものは、外れがないと言っても過言ではないのです。