執筆者:水口貴博

情報を見極める力がつく30の方法

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「欲しい」と思ったら、3日間、時間を空けて考える。

「欲しい」と思ったら、3日間、時間を空けて考える。 | 情報を見極める力がつく30の方法

人間は、感情に流されやすい生き物です。

興奮してしまうと、冷静さを失います。

少しでも消費させ、売り上げに結びつけようと、広告や装飾で消費者を興奮させ、勢いで買わせようとする手法が多く存在します。

  • マネキンを使った、きれいなウインドー
  • かわいい女性店員を使って、男性を興奮させる手法
  • ポイントを貯めて、次の購買へ結びつける手法

しかし、どれも合法ですから、ダメとは言えません。

無理やり買わせているのではなくて、合法の範囲内で消費者を興奮させ、判断を誤らせることで購買意欲に結びつける手法です。

広告による興奮を抑えればいいのですが、人間ですから、なかなか難しいものです。

安い商品なら、失敗したときの金銭的ダメージも小さくて済みます。

しかし、高額な商品を衝動買いしたときの後悔は、もはや言葉では言い表せません。

お金が出るばかりではなく、涙も出ます。

私も一時的な興奮により、3万円もする商品を衝動買いしたことがあります。

買った後「失敗した!」と気づき、泣きそうになりました。

そんな失敗経験から編み出した、誰にでも実践できる、冷静に買い物できる知恵を伝授します。

「3日間、時間を空けて考える」という方法です。

買いたいと思ったら、3日間、時間を置くのです。

3日が経ち、それでもまだほしい気持ちが継続していれば、本物の気持ちです。

広告を目にすると、一時的に興奮します。

一時的な興奮は、1日も経てば冷めてしまいます。

しかし、3日も続く気持ちは、本当に欲しい気持ちがあるからです。

広告による興奮から衝動的に買おうとしているのではなく、冷静に商品の魅力に引かれてほしいと思っているということです。

特に高額な商品を買うときには、時間を置いて考える習慣を持つことです。

一時的な興奮に惑わされない、情報社会を生きる知恵です。

情報を見極める力がつく方法(13)
  • 「欲しい」と思ったら、3日間、時間を空けて考える。
数字のトリックに、騙されない。

情報を見極める力がつく30の方法

  1. 多くの情報に、溺れていませんか。
  2. 目的意識を持てば、情報に流されることはない。
  3. 世の中の大切なことは、人それぞれ。
  4. 五感を通じて得られた情報が、一番頼りになる。
  5. 資本家は、動物的本能を逆手に取って、消費活動を促している。
  6. 「残り続けているもの」に手を出せば、間違いない。
  7. 世界展開しているものには、外れがない。
  8. 落ち着いた心を取り戻すためには、深呼吸をすればいい。
  9. 大切なことは、失敗しないと見えてこない。
  10. 「早すぎる行動」をする人が、その他大勢から抜きんでる。
  11. いい子ちゃんをやめれば、自分らしい生き方ができる。
  12. 人間は「限定」に弱い生き物である。
  13. 「欲しい」と思ったら、3日間、時間を空けて考える。
  14. 数字のトリックに、騙されない。
  15. 行動をした後悔より、行動をしなかった後悔のほうが強い。
  16. 時代の変化は、テレビを見るより、町へ出かけることでわかる。
  17. 褒められたい気持ちを捨てれば、大切なことが見えてくる。
  18. 人付き合いも、過剰になれば、浪費になる。
  19. 本に限っては、値段なんて気にしなくていい。
  20. 変化する時代に対応できる姿勢とは、謙虚である。
  21. 枯れた技術こそ、安定する。
  22. マスメディアに出ている情報は、すでに時代遅れになっている。
  23. ロボットは、暗記が得意。
    人間は、理解が得意。
  24. 本を読むより、行動するほうが、はるかに重要。
  25. 睡眠時間は、記憶の定着と整理整頓の時間。
  26. 賢くなって、できるだけ安く商品を手に入れる。
  27. 本質は、時代が変化しても、変わらない。
  28. 現場で一生懸命仕事をしていれば、お金に騙されることはない。
  29. 不満や愚痴を言って、初めて本当の改善がなされる。
  30. 本質は、丸印ではなく、ペケ印にある。

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