情報の扱い方を知らない人は、店頭で商品を買います。
単純に手に入れやすいし、かっこいい店員、かわいい店員に話しかけられると、ほいほいとついていきます。
知らないうちに、新商品を買うことになり、無駄なお金を使ってしまうことになります。
「自分は流されている」
この事実を認めることです。
恥ずかしい自分の無知さを認識することで、あなたは進化します。
流されていると、時間もお金も貯まりません。
資本主義社会は、消費者に知らないうちにお金を使わせるような仕組みができています。
もちろん合法の範囲内ですから問題はないのですが、私たちは「流されている」という事実に気づくことです。
資本家の甘い誘惑の罠にはまっているということに恥じなければいけません。
自分が意図しないのに購入してしまうような、流された消費活動を恥ずかしく思い、何とかしたいと改善するのです。
誰でも、一度や二度は、流されて品物を購入することがあります。
失敗は一度までなら許されます。
しかし、一度経験したら、次からは同じ罠にかからないように学ぶことです。
失敗を生かし「なぜ流されてしまったのか」「どうすれば、次から流されないですむか」と改善を考えるのです。
賢くなれば、必ず小から大を生み出せるようになります。
その必ず小から大を生み出せるようになる姿勢は、往々にして「かっこ悪い姿勢」です。
中古、節約、節制、謙虚など、一見すると、貧乏人のような生活になります。
本来、お金持ちほど、けちで節約家です。
小から大を生み出すことに成功したからです。
店頭でアルバムCDを買うと、3,000円します。
しかし、中古屋で買えば、半額、あるいは半額以下で手に入ります。
どちらが得なのか、言うまでもありませんね。
こういう話をして、次のようにいう人がいます。
「中古は嫌だ。新品で手に入れたい。それが私のこだわり」
ほらほら、いけないのです。
そんなところでかっこつけているから、いつまで経っても、お金が貯まりません。
人間は見栄を張りたい生き物です。
その本能をうまく利用して、資本家が新品で買わせようとして、まんまと罠にかかるあなたがいるのです。
新しいものに反応し、つい衝動的に購入してしまうことで、いつの間にかお金が消えている自分の偏った生活に気づくことです。
もっと安く手に入れる手段はいくらでもあります。
賢い消費をすることです。
悪いところが見つかれば、改善して、小から大を生み出すようにします。