公開日:2008年5月24日
執筆者:水口貴博

情報を見極める力がつく30の方法

  • 多くの情報に、
    溺れていませんか。
情報を見極める力がつく30の方法

多くの情報に、溺れていませんか。

テレビ、本、友人との雑談、駅の広告……。
昔とは違い、現代では、マルチメディアが発達しました。
部屋にいても、テレビから情報が次々流れます。

目的意識を持てば、情報に流されることはない。

多くの情報に溺れないコツは、まず「目的意識を持つこと」です。
目的意識を持てば、流されることはなくなります。
「何のために勉強するのか」

世の中の大切なことは、人それぞれ。

世の中には、多くの物事、現象、情報があふれています。
どれが、大切かどうかは関係ありません。
その人の目的によって、大切なことは変わるからです。

五感を通じて得られた情報が、一番頼りになる。

多くの情報の中で「Aがいい」という話もあれば「Bがいい」という話もあります。
どちらが本当かわからないとき、一番正しいのは、自分が試してみることです。
おっと、いきなり「購入」のことではありませんよ。

資本家は、動物的本能を逆手に取って、消費活動を促している。

大切なことを見極めるために、目的意識は重要です。
私たち人間と、一般的動物の行動の違いは「意識した行動の目的があるかどうか」です。
目的がない人は、流された行動になりがちです。

「残り続けているもの」に手を出せば、間違いない。

世の中は、情報で氾濫していますが、これだけ氾濫していても「変わらないこと」があります。
時代が変わっても、変わらない普遍的なことです。
水、本、新聞は、100年前も200年前もありました。

世界展開しているものには、外れがない。

世界的なものに手を出すと、いいことがあります。
国内だけで展開しているものより、世界規模で展開しているものには、数多くのノウハウが蓄積されています。
もちろん国内だけで展開されていることを否定しているのではありません。

落ち着いた心を取り戻すためには、深呼吸をすればいい。

仕事や勉強、人間関係に忙しく余裕がなくなったら、いま一度、してほしいことがあります。
忙しいときほど、忘れがちなことがあります。
深呼吸です。

大切なことは、失敗しないと見えてこない。

今まであなたは「失敗しないように」と言われて、これまでやってきました。
できるだけ間違えないように、行動を慎みすぎています。
大切なことを見つけるためには、まず、失敗こそが必要です。

「早すぎる行動」をする人が、その他大勢から抜きんでる。

あなたが思い切って行動しようとすると、親や先生たちは「早すぎる」と言って、引き止めようとします。
早すぎるということは、1つもありません。
むしろ、早すぎるほうがいいのです。

いい子ちゃんをやめれば、自分らしい生き方ができる。

あなたは、今まで褒められたい気持ちで行動してきました。
褒められたいので「いい子ちゃん」のふりをしてきました。
人から「いい子だね」と褒められるために、人目を気にして行動していました。

人間は「限定」に弱い生き物である。

商売上手な人は、消費者を興奮させる技術を使い、合法な手段で判断を誤らせます。
次のような広告を、あなたも見聞きしたことがあるでしょう。
「期間限定」

「欲しい」と思ったら、3日間、時間を空けて考える。

人間は、感情に流されやすい生き物です。
興奮してしまうと、冷静さを失います。
少しでも消費させ、売り上げに結びつけようと、広告や装飾で消費者を興奮させ、勢いで買わせようとする手法が多く存在します。

数字のトリックに、騙されない。

自分に合った情報は、自分が体験したうえで決めることです。
この結論は、数多くの失敗をした私だからこそ、自信を持って言えます。
私は中学生のころ、通信販売で、人気のスポーツ用具を購入したことがあります。

行動をした後悔より、行動をしなかった後悔のほうが強い。

人間は、行動した後悔より、行動しなかった後悔のほうが、深く長く残り続けます。
行動をした後の後悔は、成功でも失敗でも、学びがあります。
しかし、行動しなかった後悔には、学びはありません。

時代の変化は、テレビを見るより、町へ出かけることでわかる。

テレビは、情報を手軽に手に入れることができるマスメディアです。
映像と音声を、無料でいくらでも楽しめます。
嬉しいことですが、怖いことでもあります。

褒められたい気持ちを捨てれば、大切なことが見えてくる。

褒められたいために行動すると、良いこともありますが、悪いこともあります。
良いことといえば「人から認められやすい」ということです。
特に、空虚感がある人は、褒められると嬉しくなります。

人付き合いも、過剰になれば、浪費になる。

「友人を大切にしなさい」
一見、何の問題もないように思えます。
あなたは今まで、両親、先生から、何度もこの言葉を耳にタコができるほど、言われてきたことでしょう。

本に限っては、値段なんて気にしなくていい。

たくさんの情報の中で、唯一、衝動買いが許されるのは、本です。
本を買うときには、ページをぱらぱらめくります。
「面白そうだ」と思えば、買ってよしです。

変化する時代に対応できる姿勢とは、謙虚である。

どの時代でも一番強いのは「変化に強い人」です。
変化は、どの時代でも起こる必須の出来事です。
変化に強い人は、どんな場所、どんな時代、どんな人とでも、うまくやっていけます。

枯れた技術こそ、安定する。

「最新」という言葉に、どきどきするのは当然です。
今までにない新しい技術、進化、テクニック、サービスは、人々の注目を集めます。
「最新テクニック」という言葉を聞くと、力強いテクニックであるような気がします。

マスメディアに出ている情報は、すでに時代遅れになっている。

マスメディアに登場する情報は、すでに時代遅れです。
登場したばかりですから「最新」「最先端」と思われがちです。
しかし、メディアに登場している時点で、人々が購入しやすいように、2次加工されています。

ロボットは、暗記が得意。
人間は、理解が得意。

情報は、暗記しても意味がありません。
忘れてしまうからです。
一生懸命に覚えても、忘れてしまえば役に立ちません。

本を読むより、行動するほうが、はるかに重要。

本を読むだけでは、まだゼロです。
本をいくらたくさん読んで情報を詰め込んでも、得られた知識や知恵を、現実の世界で生かさなければ意味がありません。
一生懸命、たくさん本を読むことだけが、目的になっていませんか。

睡眠時間は、記憶の定着と整理整頓の時間。

私たちが夢を見る理由は、起きている間にインプットした情報を整理するためといわれています。
夢がいつも支離滅裂な内容になっているのは、情報を整理している過程を見ているからです。
整理整頓中の部屋は一時的に散らかるように、整理整頓中の脳の中も一時的に散らかります。

賢くなって、できるだけ安く商品を手に入れる。

情報の扱い方を知らない人は、店頭で商品を買います。
単純に手に入れやすいし、かっこいい店員、かわいい店員に話しかけられると、ほいほいとついていきます。
知らないうちに、新商品を買うことになり、無駄なお金を使ってしまうことになります。

本質は、時代が変化しても、変わらない。

多くの情報の中から本質を見つけることができると、宝物を掘り当てたような喜びがあります。
本質は、時代が変化しても、変わることはないからです。
一生物の知恵を見つけると、これから先の人生が楽になります。

現場で一生懸命仕事をしていれば、お金に騙されることはない。

いきなりある人から「1万円あげるよ」と言われると、どう感じますか。
「やった」と喜ぶ人は、社会に出てから訪問販売に引っかかり、金銭的に苦しい経験をする人です。
特に社会に出て働いた経験のない学生は、こうした話によく引っかかります。

不満や愚痴を言って、初めて本当の改善がなされる。

私は「優しすぎる人」と接していると、痛々しく感じます。
「優しすぎる人」と接していると、かなり我慢しているということが、ひしひし伝わってきます。
人間、誰しも、ストレスの1つや2つはあります。

本質は、丸印ではなく、ペケ印にある。

試験問題を解いていると、間違う問題があります。
ペケ印の付いた問題です。
間違った悔しさから、つい愚痴を言いたくなります。

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