情報は、暗記しても意味がありません。
忘れてしまうからです。
一生懸命に覚えても、忘れてしまえば役に立ちません。
「暗記」ではなく「理解」をするのです。
理解を伴ったことは、暗記に比べ、はるかに忘れにくくなります。
話の流れの中で、理解を伴って覚えることは、脳内神経「ニューロン」の結びつきが多くなり、忘れにくくなります。
ネットワーク化された記憶は、忘れにくくなります。
ロボットは暗記が得意ですが、人間は理解が得意です。
人間なのですから、人間が得意とする覚え方をすることです。
暗記はデジタル機器に任せ、人間は理解を仕事にしましょう。
「石油価格が高騰」ということだけを、そのまま暗記するのではありません。
「今、中東の石油が取れにくくなり、石油の価格が高騰している。その高騰が世界中の市場に影響を及ぼしている」
こうした理解で覚えるのです。
「流れ」を理解し「物語」で覚えます。
理解を伴って覚えたことは、忘れません。
受験勉強にしろ、仕事にしろ、覚えるときには「暗記」ではなく「理解」をして覚えましょう。