勉強とは覚えることです。
受験勉強では、覚えなければいけないことが数多く登場します。
あなたの場合、どう覚えていますか。
勉強で何かを覚えようとするとき、まず押さえておきたいポイントがあります。
「暗記は忘れやすい。理解は忘れにくい」という法則です。
勉強を進めるとき、できるだけ暗記はやめて、理解で覚えようと心がけることです。
そもそも人間は「丸暗記に弱く、理解が伴った記憶には強い」という特徴があります。
暗記とは「点の記憶」です。
脈絡、前後関係、意味が伴っておらず、記憶が孤立しているため、忘れやすくなります。
単純な暗記は無味乾燥でつまらなく感じ、挫折しやすくなります。
まったくもって、失敗しやすい勉強法です。
ロボットにとって暗記は得意な覚え方ですが、人間には不向きな覚え方です。
あっという間に忘れます。
一方、理解とは「線の記憶」です。
理解とは「理由」を知り「流れ」を把握し「意味」がわかるということです。
理解をしてから覚えると、頭に入りやすくなります。
人間は、ストーリー性が伴った記憶に強い。
脈絡、前後関係、意味が伴って理解で覚えようとすると、記憶と記憶が結びつき、線になります。
記憶同士が支え合い、ネットワーク化するため、忘れにくくなります。
意味が理解できることで勉強そのものが楽しくなり、長続きしやすくなります。
丸暗記に頼る勉強は、注意しましょう。
「理由」を知り「流れ」を把握し「意味」を探り、理解を持って進めましょう。
調べるために多少時間はかかりますが「覚えやすく忘れにくい」という特徴があります。
時間の節約になるのです。