勉強の基本といえば、音読です。
そう言えるくらい、まず音読を当たり前の勉強法にしましょう。
音読をして、記憶力が下がることはありません。
声を出して読むことで、脳に入ってくる刺激が強くなり、覚えやすく忘れにくくなります。
さて、音読で平均的な記憶力がよくなれば、さらにもう1つ、記憶力増強の工夫があります。
音読しながら紙に書きます。
勉強では特に覚えておきたいと思う一文やキーワードが登場します。
そういう一文やキーワードは、淡々と音読するのではなく、紙に書きながら音読しましょう。
紙はノートでもメモ用紙でも、書ければ何でもOKです。
字は、小さく書くのではなく、少し大きめで大胆に書くのがポイントです。
走り書きで字が汚くてもかまいません。
紙に押し付けるように、わざと少し力を入れて、太く濃く書くことです。
書くときは、鉛筆よりボールペンのほうがおすすめです。
そうすると、よく頭に入ります。
音読に手が加わることで「目・口・耳・手」の4カ所を最大限に活用することになるからです。