「今日はよく勉強した!」
一生懸命に勉強したとき、自然と口にする言葉です。
あなたも口にしたことがあることでしょう。
そのとき、ふと自分を振り返ってみましょう。
「よく勉強した」とは「勉強時間」のことですか。
それとも「勉強量」のことですか。
成績の伸びが悪い人は「勉強時間」が基準になっています。
勉強の「時間」は「よく勉強した」の基準になりません。
そういう人に限って、勉強とは「いかに長く勉強をするか」だと思っています。
長時間勉強さえすれば、それでいいと思っています。
そういう人に限って、机の前に座っているだけで、だらだらした時間になっています。
先生が黒板に書いたことをノートに書き写している時間が勉強時間だと思っています。
自宅では、テレビや音楽を楽しみながら勉強するという、だらだらスタイルで勉強をしたつもりになっています。
勉強で大切なのは「勉強時間の長さ」ではありません。
「いかに勉強量をこなすか」です。
たとえ勉強時間が短くても、勉強の量が多ければ、成績は必ずよくなります。
短い時間で集中し、たくさんの量をこなす姿勢に変更しましょう。
成績を上げるために必要なのは「勉強時間」より「勉強量」です。