あなたは、今まで褒められたい気持ちで行動してきました。
褒められたいので「いい子ちゃん」のふりをしてきました。
人から「いい子だね」と褒められるために、人目を気にして行動していました。
人からすごいと言われるために、立派な大学を選んだり、立派な仕事を選んだりしてきました。
いい子ちゃんのふりをしてきたため、今まで思いきった行動も、大きな失敗もありません。
失敗すると、いい子ではなくなるので「無難なことばかり」で、狭い殻に閉じこもっています。
いい子だけを演じているのは、人からいい子だと思われたいからです。
人目ばかりを気にしてきたので、本当に自分らしい行動をいまだにしていません。
どんな仕事に就くべきか、悩みます。
どんな大学に進学すべきか、悩みます。
自分らしい行動をせず、人目を気にするいい子ちゃんばかりを演じてきたので、自分のことをまだ何もわかっていないのです。
褒められたい、認められたいと思っていると、自分らしい行動は何もできなくなります。
今すぐ、いい子ちゃんをやめてしまうことです。
褒められたい、認められたいと思う気持ちを、手放します。
手放したとき、本当の自分に戻ります。
「この人は、ちょっとおかしいね」と言われ始めたら、自分らしく生きている証拠です。
本来、私たちは、どれも同じということはあり得ません。
「この人、変わっている」と言われなければならないのです。
人それぞれ違っていて、当たり前のことだからです。
みんなと同じように、普通に当たり前のことをしていることは「飼いならされている証拠」です。