トイレの洗面台を使ったら、きれいにしてから出るのがマナーです。
次に洗面台を使う人が気持ちよく使えるように、きれいにしてからトイレを出ます。
特に公共のトイレでは、そういう意識が大切です。
みんなで使う共用の場ですから、一人一人が次に使う人のことを考えることが大切です。
次に使う人が、赤の他人でも関係ありません。
「知り合いだと、恥ずかしいからきれいにする」
「他人だったら関係ないから、汚れたままでもいい」
そういう、裏表のある意識はよくありません。
人のためになることは、自分のためになります。
人のためにきれいにすれば、自分もすがすがしい気持ちでトイレから出ることができます。
次に使う人のためにした行為が、自分のためにもなっているのです。
普段からそういう意識をするかしないかは、個人の問題です。
しかし、次の人のことを考えて行動したほうが、必ず、自分のためにもなります。
他人をきれいにするということは、自分をきれいにしている関係に、気づくことです。