人間関係が下手な人は、お金の量に応じて、人の喜びも変わると思っています。
プレゼントをするときも、できるだけ高級、高価な物を選びます。
高級で高価なプレゼントほど、喜んでもらえると思っています。
もちろん高価なプレゼントで人を喜ばせることもできるでしょう。
しかし、高価なプレゼントほど、お金しだいになります。
何万円もするような高価なプレゼントは、お金がない小学生にはなかなか難しいですね。
お金がなくても人を喜ばせることはできないか、考えてみましょう。
お金がなくてもできれば、小学生や中学生でもできます。
私から1つ、いいアイデアがあります。
「ついでに」という習慣です。
用事があって出かけるときには「ついでに」という習慣を持ちましょう。
相手を助けようという心がなければ、出てこない言葉です。
話しかけられた人は、愛を感じます。
自分が何かをするついでですから、難しくありません。
しかし、お金はかからなくても、しっかりした愛を表現できます。
買い物に出かけるときには、母に「ついでに買ってくるものある?」と話しかけます。
母を助けたい気持ちがあるから「ついでに」という言葉をかけることができます。
お母さんは、きっと喜んでくれることでしょう。
買い物へ行く手間が省け、自分の時間が増えて、お互いがハッピーになれます。
あなたも「ついでに」と話しかけられると、助かるものです。
自分の時間と手間が省け、助かります。
ついでにするのですから、大したことではありません。
ついでにと話しかけられると、愛を感じます。
「私を助けようとしている。嬉しい」
自分のことを気にかけてくれていることが感じられるからです。
それは愛の表現の1つです。
ついでにというプラスアルファのパワーが、魅力に変わります。
こういう人は、人から喜ばれます。
「ついでに」という習慣は、人の時間を節約して、人を助けることになります。
大変な人助けをしているのです。
お金をあげて人を喜ばせるだけが、愛の表現ではありません。
他人の手間と時間を助けることで、喜んでもらうのです。
お金のない人でも今すぐ実践できる、人に喜んでもらえる習慣なのです。
あなたも今日、友人に「ついでに」と話しかけてみましょう。