「ねえねえ」
「ちょっと」
相手を呼ぶときに「ねえ」や「ちょっと」で呼んでいないでしょうか。
曖昧な呼び方では、相手は呼ばれたことに気づきません。
気づかなくて振り向かなければ「呼んでいるのに振り向いてくれない」とあなたは不快になります。
不快になったあなたは、その人に対して、冷たく接し始めます。
相手も冷たくされていることに気づき、関係がぎくしゃくします。
だんだん仲が悪くなります。
いつの間にか仲が悪くなる、典型的なパターンです。
人間関係が下手な人に限って、相手の名前を呼びません。
「ねえねえ」「ちょっと」で呼んでいるから、いけないのです。
呼んでいるのかどうかわかりませんから、振り向いてもらえません。
魅力的な人は、きちんと相手の名前で話しかけることができます。
「近藤さん。おはよう」
「藤田さん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
名前を使うと、必ず振り向いてもらえます。
自分の名前が呼ばれれば、相手の耳に届きやすくなり、コミュニケーションが取りやすくなります。
自分の名前を呼ばれることで、大切にされていると感じ、仲良くなりやすくなります。
コミュニケーションの上達のために、テクニックは不要です。
ただ、相手の名前を使って話しかけるだけでいいのです。
あなたが今日これから挨拶する友人に、名前を使って挨拶しましょう。
必ず相手は振り返り、挨拶を返してくれることでしょう。