魅力的な人を見て、次のように感じることがあります。
「あの人はすごいなあ。幸せそうだなあ。でもあの人が幸せで、私が不幸だなんて、憎い」
素晴らしい人を見たときに、私たちは感動すると同時に、妬む気持ちが発生します。
魅力的な人を見て、素晴らしいと感じるのはいいことです。
相手の素晴らしさを認めているからです。
認めたとき、人間の内側には、パワーが発生します。
相手から出ているオーラが伝染して、あなたにもパワーが発生するからです。
その内側に発生したパワーを、外に向けて捨ててしまう人がいます。
「妬み、恨み」という形に変えて、吐き出そうとします。
そのパワーのはけ口を、人に向けるのではなく、自分に向けるのです。
せっかく素晴らしいと認めても、妬んで歩みを止めてしまえば、そこで終わりです。
本当は、素晴らしいと感動した後に、自分も負けないと意気込み、やる気を出して行動すればいい。
妬んでいる時間とエネルギーがあれば、自分が歩む時間とエネルギーに費やすことです。
認めれば、人間にはパワーが生まれます。
そのパワーを、自分のために使いましょう。
魅力的な人を見て、すごいと認めて発生したパワーを、自分に向ければ、自分が魅力的になれます。
妬むパワーを、自分の向上のために使う人が、魅力的になれるのです。