「本気で失恋から立ち直りたいが、どうすればいいのか」
本気で失恋から立ち直りたいと願っていれば、一緒に撮った思い出の写真をすべて捨ててしまうことをおすすめします。
一緒に撮ったビデオやプリクラも、記念にもらったプレゼントまでもです。
こういうことをいえば、必ずといっていいほど「そんなことできない!」という人が出てきます。
本気で失恋から立ち直りたいと思っているのですよね。
克服したい、乗り切りたいと思っているのですよね。
では、もう過去の人との写真も、不要ではありませんか。
忘れたい思いが強くあるなら、捨てることが大切なことだということは容易に理解できるはずです。
昔を懐かしんだり、あるいは思い出させたりする物があれば、それこそあなたにとって失恋から立ち直るための障害になります。
失恋から立ち直ることを邪魔しているのは「過去の記憶」です。
その過去の記憶を忘れないように邪魔をしている物こそ、写真なのです。
もう付き合ってもいないのですから、早くその執着から解き放たれることが必要です。
そのために、まずは写真を思い切って捨ててしまうのです。
すると、もう見たくても、見ることができなくなり、思い出そうとしても、なかなか思い出せなくなります。
人間には忘れる能力があり、あなたを助ける強力な救世主になってくれるでしょう。
過去の記憶は、時間が経てば、色あせていきます。
同時にまた落ち込みが軽くなり、ゆっくりだんだんですが、立ち直っていくことができるようになるのです。
私は過去に付き合ってきた女性の写真は、別れたら捨ててしまうようにしています。
冷たいと思うかもしれませんが、付き合っていない人と親しく肩を寄せ合う写真をいつまでも持っていても仕方ない。
むしろ次、付き合う人に見つかってしまえば「だれ、この人?」と話がややこしくなります。
私の場合、もう終わったことは、終わったことにしておきたい。
過去を振り返っても絶対に戻ってこないからです。
終わった恋を、次の恋の障害にしてしまってはいけません。
乗り越えて生かす形にするためにも、思い切って捨ててしまい、心と体を軽くしておく必要があるのです。
私が失恋をしてもこのように立ち直ることができているポイントの1つは、写真を捨てているからです。