失恋をしたときには、まず何を真っ先にすればいいのでしょうか。
とにかく泣くことです。
涙を流して、泣くだけ泣ききってしまうことです。
体の中の水分を出し切ってしまうのではないかと思うほど、悲しみと涙に明け暮れてしまいましょう。
「恋が終わったんだ」
「恋に破れたんだ」
「嫌われたんだよ」
「私は、あまりにかわいそう」
「嫌だ、嫌だ、嫌だ」
思い切って声を出し、出るだけの涙をすべて流しきってしまうほど泣いてしまうことが、最初にしておかなければならないことです。
悲しみをこらえていると、逆に精神的に余計なストレスとなります。
内側にため込むことではなく、吐き出す形によって、苦しみ、悲しみ、後悔、悔しさを体外へ発散させるのです。
ありのままの悲しみを受け止めることで、痛みを味わいます。
失恋の味を知ることで、次への恋への免疫力ができるわけです。
現実の目の前にある失恋から目を背けていると、せっかくあなたが味わうべきつらさを味わうことができません。
失恋になった理由や原因、きっかけなどいろいろ考えたいことはあるでしょうが、まずは泣いてすっきりした後に考えることです。
涙を流さないと、いつもは考えられることも考えられなくなってしまうのです。